小林歯科・口腔外科クリニック

患者さまの負担をなるべく少なくすることを考えた、優しい治療を行うことです。自分が歯科医院にかかった時に、お口の中へ乱暴にミラーを入れられたり、頬を引っ張られたりしたら嫌だと思うからです。所作や動作の一つひとつをていねいに行い、なるべく不快感を与えないことを心がけています。

また、治療方法はいくつかの選択肢を提示して、一緒に相談しながら決めていく方針です。

患者さまの中には、診療チェアに座った時点でかなり緊張されている方もいらっしゃいます。そこで、リラックスした状態でお話しできるように、まずはカウンセリングルームにお通ししています。そのうえで、患者さまが納得できるまで治療方針を相談し、同意が得られない限り処置へ進むことはありません。その方のご要望と、歯科医療的に必要な治療の折り合いが付けられるまで、しっかりと話し合いをさせていただきます。

皆さまにリラックスした状態で治療を受けていただきたいと考えて、診療室は全室個室に設計いたしました。当院は建物の2階にありますが、エレベーターがあり、足が不自由な方や車いすをご利用の方にもお越しいただけます。

院内のデザインについては、シックで落ち着いたイメージになるようこだわりました。ホテルのような空間で、ゆったりとお過ごしいただければ幸いです。

やはり、私を育ててくれた地元の皆さまに喜んでいただきたい、歯科医師として貢献したいというのが、当院を継いだ大きな理由です。病院で勤務医を続けることも考えたのですが、開業医として地域の皆さまに喜んでもらっていた父が働く背中を見て育ったので、跡を継ぐことに決めました。

私が子どもの頃は、今より歯科医院が少なく、各医院がとても混み合っていました。父は、1日の仕事を終えて疲れている夜遅くでも、日曜日でも、急患の電話があると患者さまを迎え入れていました。そんな父の背中を見て、尊敬の念を抱いていたことが、今でも印象に残っているエピソードです。

休日には、ゴルフやテニス、ジョギングなどのスポーツで汗を流しています。また、子どもの成長を見守れることも日々の楽しみとなっています。

例えば歯科口腔外科治療や矯正歯科など、歯科の基本的な治療とは異なる知識や技術が必要となる内容については、その分野について詳しく学んできた歯科医師が在籍している場所を選ぶのが良いと思います。

担当の歯科医師が、責任を持って最後までお付き合いをしてくれることも大切だと考えています。また、治療の内容や金額を事前に提示して、患者さまが納得したうえで進めてくれるところが良いと思います。

病院で勤務をしていた時に、摂食嚥下の治療に取り組んでいました。鼻から内視鏡を入れてのみ込みの状態を確認し、その方に合った食形態の提案や、リハビリの指導をするという内容です。当院でも持ち運び式の内視鏡機器を導入したので、訪問歯科診療で摂食嚥下の治療を行っていきたいと考えています。

幼いお子さまからご年配の方まで、トータルで対応できる歯科医院として、今後も地域の皆さまと長期的なお付き合いをしていけたらと思っています。