治療内容｜ラ・トゥール新宿歯科

虫歯の治療においては、できるだけ歯を削らず、痛みの少ない治療を心がけております。天然歯を削ってしまうと元に戻らず、また虫歯の再発にもつながってしまうため、治療の際にはう蝕検知液で虫歯の感染部分を染め出し、さらにマイクロスコープで患部を拡大して確認しながら精密な処置を行います。

また痛みへの配慮として麻酔を使用していますが、まず注射を打つ前に歯茎に表面麻酔を塗り、注射の痛みを抑えます。その上で電動麻酔器を使用し、痛みを感じにくい一定のペースで麻酔液を注入します。麻酔液は刺激を与えないよう人肌程度に温め、さらに使用する注射針も外径約0.15ミリのとても細い針を採用しています。

歯周病はご自身ではなかなか進行に気づきにくい病気のため、定期的に来院していただき、歯科検診を受けていただくようご案内しております。歯周病の治療は口内のクリーニングが特に重要です。当院では歯茎から上の部分の歯石を取るスケーリングに加え、歯茎の舌の部分の歯石を除去するルートプレーニングも行い、歯周病菌の温床を取り除いていきます。

患者さまの日々のセルフケアも歯周病の治療においては欠かせない要素です。普段のままの歯磨きで歯の汚れをしっかり落とせていない場合は、染め出し液で汚れが残っている部分を確認していただいた上で、患者さまそれぞれに合った歯磨きを指導させていただきます。

当院では痛いところを治療して終わりではなく、その後の予防に注力している歯科医院です。虫歯になった部分を一度削ってしまった場合元通りになることはありません。また、歯周病で失われた歯を支える骨も同様です。

日本では未だ歯のメンテナンスに関する意識が高いとは言えない状況ですが、これからも健康な暮らしを送るためには、食事をとり、会話をするためのお口を大切にしなくてはなりません。天然歯をできる限り残すためにも、まずは虫歯・歯周病などを予防するための定期的な歯科検診にお越しください。

当院では患者さまのお口の状態に応じて3カ月から6カ月に1回のペースのクリーニングや歯科健診の来院を提案しております。歯科検診では専用の機器でお口の汚れや歯石を取り除き、虫歯や歯周病の初期症状があれば早期治療を行います。ご自宅での歯磨きの仕方の改善指導など、セルフケアに関するアドバイスもいたしますので、ぜひ参考にしてください。

歯を白くしたい方のために、当院では”トランセントホワイトニング”(※)を提供しています。高出力LEDを使用することで歯の内部着色を取り除き、白く美しい歯を目指していきます。

ホワイトニングでは歯の表面に漂白剤（過酸化水素・過酸化尿素など）を使用して歯を白くしますが、そのような方法では、施術に伴う「しみ」「痛み」を感じ、厳密には歯にダメージを与えてしまします。
トランセントホワイトニングでは、高濃度の漂白剤を使用しないタイプのホワイトニングで過酸化物薬剤不使用ですのでお子さんや妊婦さんにも施術可能です。

また、平均5～8以上でシェードアップが見込めるため、ご納得のいく白さまで歯を白くすることができます。
美しい口元を整えるのはもちろん、前向きに予防へ取り組むためにも、当院のホワイトニングをご検討ください。

※は自由診療です。料金は料金表をご確認ください。

根管治療とは虫歯が進行し、歯髄に達した場合や、根管病巣といって歯の先端分にまで感染が及んだ時に行う治療です。

根管治療では歯の内部から感染した歯髄(神経や血管のある部分)を取り除き、空洞となった歯の内部を洗浄していきます。

この根管治療の再発をできる限り抑えて精密に治療を行うには、技術と経験が必要となります。根管は微細で曲がりくねっており、枝別れもあったりと形状はその方によって様々です。そのような中から歯髄や感染部分を全て取り除かないといけない治療となりますが、根管治療を精密に行うことで抜歯となっていた歯を残せる可能性が出てくるのです。

当院では金属・プラスチックのかぶせ物だけでなく、セラミック・ジルコニアのかぶせ物（※）もご用意しております。セラミックは天然歯に近い自然な色合いのため、歯の見栄えが気になる方もご検討ください。経年劣化も起こしにくく、おおよそ5年から10年ほど白さを維持することができます。金属のつめ物・かぶせ物で起こりがちな歯茎の黒い染みなども起こらず、アレルギーの心配もございません。

当院のセラミック治療ではていねいな型取りと作製、マイクロスコープを用いた治療により、虫歯の再発リスクを抑えます。患者さまの歯の欠け方に応じて治療方法をご提案させていただきますので、ぜひご相談ください。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

当院は矯正治療としてブラケットやワイヤーを使用しないマウスピース矯正（※）を取り扱っています。マウスピース型矯正装置は透明なため、装着していても目立ちにくく、口元の見栄えが気になる方にもご検討いただきたいです。ブラケット・ワイヤーと異なりご自身で取り外しができるのも利点です。

また当院ではマウスピースを作製する際の歯形を光学スキャンでデータ化するシステムを導入しています。歯の一本一本を精密に測定できるのはもちろん、粘土状の型取りのような不快感もありません。さらに取得した歯並びのデータを解析して、矯正治療後のシミュレーションを出すこともできます。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

親知らずは生え方によって痛みの症状や抜歯のしにくさも異なりますが、当院ではできる限りどのような親知らずであっても抜歯に対応しております。横向きに生えていたり、埋まっていたりする親知らずもレントゲンや歯科用CTを使用して状態を確認した上で、なるべく腫れや痛みの少ない治療方法を選択し、処置いたします。

また痛みへの配慮として、手術を行う際の患部への部分麻酔にはこだわっています。電動麻酔器で痛みを感じにくい一定のペースで麻酔液を注入し、使用する注射針もとても細い針を採用し、なるべく刺激を与えないようにしています。

もし診察で当院では抜歯が難しいと判断した場合も、提携する大学病院にご案内させていただきますので、まずはご相談ください。

インプラント治療（※）は、歯を失った箇所にインプラント体と呼ばれる人工歯根を埋め込み、その上に歯の土台とセラミック・ジルコニア製の人工歯を取り付ける治療方法です。入れ歯のように他の歯にバネをつけたり、ブリッジのように他の歯を削って取り付けることもありません。噛み心地や見栄えが天然歯に近いのも大きなメリットです。

治療の際は歯茎とそれを支える顎の骨にインプラント体を埋め込みますが、それに必要な顎の骨の厚みが足りないケースもあります。しかし当院ではサイナスリフト（※）・ソケットリフト（※）といった方法で骨増生を行い、骨の厚みを増してから手術を行うことができますので、ぜひご相談ください。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

①ご予約
診療は「予約制」です。ご希望の受診日時をお知らせいただくために、「お電話」または「予約フォーム」からご予約ください。急患の場合は、「お電話」でご連絡ください。

②初診・カウンセリング
初めに、現在の状態について詳しくお伺いします。些細なことでもお話しいただき、ご相談ください。

③検査
口腔内の状態を精密に検査し、診断を行います。

④治療計画の作成（必要に応じて応急処置）
検査結果を元に治療計画を立てます。必要に応じて、急患の場合は応急処置を行います。

⑤治療内容のご説明
提案された治療方法やその内容、期間、費用について詳しくご説明いたします。

⑥治療開始
治療計画や費用にご納得いただけた場合は、治療を開始します。治療の内容によって通院回数は異なりますので、ご了承ください。