医療法人　桜樹会　さくらぎ桂駅前歯科

歯科口腔外科の分野です。私は、患者さんの口の中の健康だけではなく、身体全体の健康を守りたいと思っています。昨今は歯の治療にも、全身のことを考えて治療を行わなければならないことが多くあります。そのため、内科、外科など多様な診療科があり身体全体をサポートできる病院の歯科口腔外科に魅力を感じて、約15年病院歯科で技術と知識を培ってきました。
その結果、患者さんご自身のことを考えて治療ができることはもちろん、一般的に難しいと思われる親しらずの抜歯などを行うことができ、患者さんが喜ばれます。その患者さんの笑顔を見ると歯科口腔外科に力を入れてきてよかったと感じます。

病院歯科に勤めていた頃、がん終末期の患者さんの診察依頼がありました。その患者さんは入院された時は口が開けられないほど口腔内が乾燥していて、口から水分ですら取れない状態でした。専門的口腔ケアを毎日行い、口腔内にずっと入っていた義歯を調整し、少しずつお口から食事が出来るようになられました。最終的には退院もすることが出来て、自転車に乗れるくらいに元気になられました。お口の健康が全身の健康につながることを実感し、一番印象に残っています。

初めて来院された患者さんは、どのような治療をされるのか不安になっていることが多いので、カウンセリングをしっかりして、不安を極力取り除くように心掛けています。専門用語をなるべく使用せず、分かりやすい説明をすることで、見えないご自分の口の中を理解してもらえるように努力しています。

「患者さん自身が見えない口の中だからこそ、口の中を分かりやすく説明する」ことをモットーとしています。そのため、専門用語を避けて分かりやすい説明を心掛けていることはもちろんのこと、鏡でご自身の虫歯を見ていただきながら、説明をすることで視覚的にも理解いただきやすいように工夫をしています。

地域の皆さんにちょっとしたことでも気軽にきていただける歯医者でありたいと思います。一般的に「歯医者は怖い」というイメージをお持ちの方は多いのではないでしょうか？歯が痛くても、怖いから行きたくないと先延ばしに治療が遅れると身体への負荷が大きくなってしまいます。
そのため、患者さんにはいつも笑顔を心掛け「怖い」イメージを払拭することを意識しています。また、院内も明るいイメージになるように白を基調に、季節感を取り入れた飾りつけを行うなど工夫をしています。

患者さん第一、患者さんの健康について常に全力投球です。家族に接するように患者さんにも接してくれるのでとても助かっています。

20歳～50歳台の年齢層の患者さんが多く受診されています。特に、親知らずの抜歯をしたい若年層の患者さんが多いと思います。また、「歯をきれいにしたい」という患者さんも年齢に関係なく来院されています。

きちんと話を聞いてくれて、説明をしてくれる先生がいる歯科医院に受診されることが良いと思います。先生とフィーリングが合うことも大切だと思います。患者さんと歯科医師にも相性はあると思います。「この先生なら治療を任せたい」と思える先生を探してみてはいかがでしょうか？