みらい歯科クリニック

一部分のことにとらわれるのが嫌だったので、全体を通してバランス良く学ぶことを意識しました。例えば、患者さまが歯を1本失った時、お口全体を見なければ根本的な原因を突き止めることは難しいです。そういった時も対応できるように、幅広い知識を身につけてまいりました。

歯科医師としてはやはり、患者さまに「痛みが取れた」とか「噛めるようになった」とか言っていただけると、うれしいものです。中でも、横浜の歯科医院に勤めていた時代に出会った方が印象に残っています。

精神的な問題もあり食事ができずにいたのですが、食べられるようになってからは生き生きと通院してくれていました。私が開院することになり横浜を離れる時は、「元気でね」と泣きながら送り出してくださいましたよ。

堅苦しくならない雰囲気作りです。治療についてご説明する時も、噛み砕いた表現でお伝えするよう心がけています。フレンドリーな関係性を作りたいので、テレビ番組の話題などおしゃべりすることもあります。診察や検査でお口の全てが分かるわけではなく、患者さまに話していただいて判明することもありますから、話しやすさは大切ですね。

スピーディーに治療することです。同じ治療をする場合、質が同じなら早い方が良いと考えています。それは、ご予約の患者さまを時間通りに診療室にご案内し、予定通りにお帰りいただけることにつながっています。患者さまがご予定を立てやすく、通いやすい歯科医院にしたいと思います。

ロゴは、「みらい歯科クリニック」の頭文字「M」を基にデザインしています。よく見ると、同時に歯の形も表していることに気付いてもらえるのではないでしょうか。医院名には黄色い丸印を何個か踊らせて、アクセントにしました。

爽やかさや開放感です。医療機関ですから、爽やかさは大事だと思い、白を多用してすっきりとした内装にしました。でも、お子さまには緊張感を与えないよう、キッズスペースはあえてポップな壁紙にしています。

歯科医院は閉鎖的な空間になりがちなため、窓は思い切って大きくしました。遠くの山まで見える場所もありますよ。診療チェアの周りを広く取っているので、ベビーカーや車椅子でもお入りになれます。

日曜日にも診療しているのが当院の特徴で、意欲的なスタッフが集まってくれていると思います。患者さまに対してフレンドリーに接してほしいというのはスタッフにも呼びかけており、実際、明るく表情も豊かに接してくれています。

私がここ、佐久市の出身だからです。開院に向け、以前働いていた横浜と地元の両方で物件を探したところ、良い場所が見つかったので戻ってきました。近くに小学校があり、未来に向けて発展していく街だと感じたことも、ここで開院する上で決め手となりました。

周りの皆さまから聞くお話を参考に選んではいかがでしょうか。

あとは、私だったら実際に行ってみて、院内のお手入れが行き届いているかで、通うかどうかを決めますね。医療機関なのでそういった点は重要だと考えます。当院でも、爽やかなデザインに加えて、蒸気を利用して器具の内部まで滅菌するなど、衛生管理に気を配っています。