小児矯正の治療内容｜荒井矯正歯科クリニック

Q.お子さまの矯正を行う際に重視しているポイントは何ですか？

A.小児矯正においては、成人の矯正よりセファロ分析が重要です。


小児期に定まった歯の位置や角度によって、成人時の咬合が左右されます。そのため、ただ並べればいいという訳ではなく、どのように並べるかが重要になります。

たとえば、反対咬合の治療では、下記のような治療方法があります。
①　下の前歯を動かさずに、上の前歯を外側に出す
②　上の前歯を動かさずに、下の前歯を内側に入れる
③　上の歯を外に出し、かつ下の前歯を内側に入れる
④　上顎骨の前方成長を促進させる
⑤　下顎骨の前方成長を抑制する
⑥　④と①～③のいずれかの組み合わせ
⑦　⑤と①～③のいずれかの組み合わせ

①～⑦のいずれを選択するかで、使用する矯正装置が異なります。上顎前突やその他の不正咬合の場合にも、同じことがいえます。

したがって、小児矯正では、成人矯正以上に詳しい診断と、その診断結果に適した治療を提案できる知識と技術が必要です。

※は自由診療。医院価格は下記の通り。
【Ⅰ期治療】275,000円(税込)。
【Ⅱ期治療】440,000円(税込)。