しっかりとインプラントが機能するよう、噛み合わせの調整に注力しています
当院は歯を失った方に向け、欠損の補完を目的にインプラント治療をご提供しております。インプラントは人工歯根を顎の骨に埋め、その上に人工歯を取りつけるという治療方法です。ブリッジや入れ歯よりも見た目が自然で、支えとするため周囲の歯を削る必要がないなど、さまざまなメリットがあります。
ただし、ご自身の歯と遜色なく使えるようにするには、噛み合わせや顎の高さを測るなどして、一人ひとりのお口に合わせることが重要です。そのため当院は、まずは仮歯を使って調整するなど気を配り、慎重に治療を進めることに注力しています。
また、インプラントの埋入や骨造成などの手術は、当院ではなく小倉北区井堀の本院にて行います。個室のオペ室や検査機器など、より整った環境で不安なく治療を受けていただけるよう配慮しています。
末永くより良い状態でインプラントをご利用いただけるようサポートしますので、患者さまには当院でのインプラント治療をお選びいただければ幸いです。
INDEX
インプラント治療の際に大切にしているのは、一人ひとりの噛み合わせにしっかり合わせることです。きちんと噛めるようにならなければインプラントの役割を果たせませんし、噛み合わせがズレていれば、違和感や痛みを感じたままになってしまうかもしれません。
噛み合わせや顎の位置は、人それぞれより良いポイントがあります。その状態に近づけるよう、当院はお顔の写真撮影や咀嚼時の顎の動作チェックを行うと同時に、身体の姿勢も加味して診断を行っています。この過程を経ることにより、インプラントがズレたり摩耗したり、余計な負荷がかかったりしないような噛み合わせの調整を行うことができます。
多数の歯を失ってしまった方や総入れ歯が合わない方には、オールオン4(※)という方法をご提案しております。4本のインプラントで、上または下の人工歯をすべて支えるという方法です。
オールオン4を成功させるには、非常に繊細な治療計画と技術が必要です。当院は、インプラントとインプラントの間にチタン製のプレートを使って強度の問題に対応するなど、しっかりと噛める状態となるような治療に努めています。
残っている歯が少なくなってしまった方にも噛む機能を取り戻していただくため、さまざまな視点から治療方法を一緒に模索しますので、まずはご相談にお越しください。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
患者さまが不安なく治療に臨めるよう、当院は院内の環境整備にも力を入れております。
インプラント手術のための個室をご用意しておりますので、手術時に他の患者さまの目が気になることはございません。手術室には心電図や血圧計などお身体の状態をモニターする管理機器や、空気清浄機なども設置しております。
手術に対して強い不安がある方には静脈内鎮静法(※)という麻酔を行い、うたた寝のような状態で手術を受けていただくことも可能です。ご希望の方は気兼ねなくお申しつけください。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
インプラントの手術は、顎の骨が十分にある場合に行うことができます。そのため顎の骨が薄かったり少なかったりすると、インプラント治療は難しいと診断されることもあります。治療がしたくても、断られたことがある患者さまもいらっしゃるのではないでしょうか。
当院では顎の骨が少ない患者さまにも、インプラントを入れることができます。骨移植(※)や骨造成(※)を行い、インプラント体がしっかりと固定できるだけの骨をつくることが可能です。4本のインプラントですべての人工歯を支えるAll-on-4においては、顎の骨ではなくザイゴマ(頬の骨)に固定する長いインプラントを使用することもできます。
さまざまなメーカーの機器も揃っているため、過去に入れたインプラントのメンテナンスや再手術もスムーズに対応することができます。インプラントに関するご相談は、何でも当院にお越しください。
初診・診察
インプラント治療についてのご説明を行い、患者さまの疑問にお答えします。その後、レントゲンや口内を立体的に撮影できる歯科用CTを使って、お口の状態を細かく検査します。
診断・説明
検査結果を基に治療計画を立案し、具体的な治療の流れ、費用、通院期間などをご説明します。ご説明内容に同意を得た上でインプラント治療を開始します。
術前治療
歯周病や虫歯がある状態でインプラント治療をスタートすることはできませんので、事前に治療を済ませます。口内の衛生状態の改善や、噛み合わせの調整準備も行います。
インプラント手術
インプラントを埋入する手術を行います。入院の必要はなく、その日のうちにご帰宅が可能です。手術時間は1本埋入の場合、麻酔をしてから15分程度で終了するケースがほとんどです。
また、症例によっては、ドリルの位置をリアルタイムでモニターするガイドシステムを使用します。コンピュータ上にて位置や角度など治療のシミュレーションを行い、シミュレーション通りに手術が行われるよう、ナビゲーションします。
上部構造の作製・装着
術後1週間程度で抜糸をして仮歯を入れます。最終的な人工歯(上部構造)は、インプラントと顎の骨が結合するのを待って、全体の噛み合わせを整えてから装着します。
メンテナンス
治療後のケアを怠ると、歯周病に似た症状を引き起こす「インプラント歯周炎」を発症しかねません。できるだけ長くインプラントを使い続けるためにも、治療後は定期検診へお越しください。定期検診ではお口の健康状態の確認やクリーニングを行います。
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