フレンド歯科クリニック

「どんな治療にも手を抜かない」ということです。治療に手を抜くことは患者さまにご迷惑をかけるだけでなく、自分自身の後悔になります。納得できない仕事はしたくないものです。

患者さまが多く慌ただしいときも、一見容易な治療があった場合も、すべてに手を抜くことなく丁寧な治療をご提供したいと思っています。その繰り返しが患者さまの納得感につながるのではないでしょうか。

毎日「どんな治療にも手を抜かない」と自分自身に言い聞かせ、スタッフにも同じ気持ちで仕事するように指導しています。

当院は地域に根付いた歯科医療を目指し、幅広い分野の治療ができるようにしていますが、特に力を入れたことは入れ歯治療です。

高齢社会と呼ばれる昨今、地域にもご年配の方が増えて、入れ歯の要望も増えてきたため、さらに注力しているところです。毎月、勉強会やセミナーに参加し、常に新しい治療方法を学び、吸収するようにしています。

一言で入れ歯といっても保険内のもの、自由診療のものがあり、素材や値段も様々です。患者さまの希望に応えるため、一人ひとりの噛み合わせにあったものを提供するため、学ぶことは本当にたくさんあります。そうやって学んだものの中から良いと思えるものを、どんどん患者さまに還元していきたいと思います。

大人でも歯科医院が苦手という方は多いものです。小さなお子さまであれば、なおさらではないでしょうか。その恐怖の多くは「何をされるのかわからない」というところにあると思います。そのため当院では、怖がっているお子さまには、まずはお話をするところから始めます。初回はお話しするだけ、2回目は椅子に座ってみる、3回目でお口の中を診るというように段階を踏むこともよくあります。

はじめに少々時間がかかっても、歯科医院への苦手意識を払拭することはとても大切です。少しでも治療に慣れていただくために、ご自宅で歯医者さんごっこをしてもらうよう親御さまに頼むこともあります。また、虫歯で削らなくても済むように毎日のブラッシングの指導も行っています。

歯科医療の分野でも、いろいろなソフトや機械が出てきて驚くことは多いのですが、最近驚いたのはホワイトニングの技術です。ホワイトニングの薬液の向上には、目を見張るものがあります。今までホワイトニングの薬液というと、歯にしみたり、効果を感じにくかったり、色の戻りが早かったりといったデメリットがありましたが、最近のホワイトニング剤は以前と比べて、歯が白くなりやすかったり、色の後戻りも少なくなってきました。

歯科医院選びのポイントは、「自分の身体の一部を任せても良い」と思えるかどうかではないでしょうか。もし私が歯科医院に通うとしたら、治療前後にちゃんと納得できるまで説明してくれて、歯科医師が責任を持って最後まで治療してくれるといったことが、選ぶポイントになると思います。

いくら優れた治療であっても、患者さまに疑問や不安が残ったままでは、リラックスして治療を受けることはできません。歯科医師の独断で治療を進めるのでなく、患者さまのお気持ちに配慮することこそが重要だと考えています。

当院でも、納得していただける説明や治療を大切にしています。もし治療で納得できない、わからないことがあったらなんでもお話しください。一緒によい関係を築いていけたらと思っております。