根管治療は、小さな神経が集中する歯の根っこ部分を処置するということもあり、とても繊細な技術が求められる治療です。当院では、肉眼の約25倍まで患部を拡大してみることのできるマイクロスコープを導入することで、精密な根管治療ができる医療環境を整えています。
マイクロスコープを使用することで、感覚に頼ることなく、汚染された神経や小さな虫歯を丁寧に取り除くことが可能です。小さな異常も逃さず取り除くことで、症状が再発するリスクを軽減していきます。
患者さまには人生の中で長く天然の歯を守っていただきたいと思っています。だからこそ、医療設備を充実させて慎重かつ精密な根管治療に努めています。
当院では「ラバーダム」という薄いゴムの膜を使って、唾液の浸入を防ぎながら根管治療を行っています。唾液中には虫歯や歯周病につながる細菌が潜んでいるからです。治療中に処置している場所に唾液が入りこんでしまうと、そこから細菌が繁殖して、症状が再発しかねません。
ラバーダムを使用することで、治療箇所を小さな手術室のような環境に整えていきます。治療で使用した器具や歯の削りカスなどを誤って飲み込むリスクが少ないのもラバーダムを使用するメリットです。
虫歯で歯を削る必要がある場合は、患部を拡大して見ることのできる拡大鏡を用いています。拡大鏡を使用することで、自然な歯を多く残しながら、悪くなった部分を集中的に取り除くことができるからです。
歯は一度削ってしまうと元の状態に戻せません。大切な身体の一部だからこそ、できるだけ歯を削らない抜かない治療を大切にしています。
投稿者さんの口コミ (30代/女性)
2019年11月 投稿
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