東松戸総合歯科クリニック

当院は総合的な治療の提供を掲げているため、どの治療と限定するのではなく、全ての治療をしっかり行う必要があります。しかし、あえて言うなら「歯周病」の治療を行うことは特に大切だと感じています。

例えば、歯周病で歯がグラグラしていたら、どのような治療を行っても長くはもちません。インプラントも抜け落ちるリスクが高くなりますし、虫歯を治療しても歯周病を放置していたら結局は歯を失うリスクが生まれます。総合的な治療を行っているからこそ、基礎となる治療に力を入れることが大切だと考えています。

他院で、ほとんどの歯を抜かなければいけないほど口内環境が悪くなっていると診断された患者さまが、当院にご来院なさったことがありました。その方はご自宅から片道約3時間かけていらっしゃいました。それほど、当院の治療に対して希望を持ってくださっていたのだと思います。

その方の治療では、歯を抜かずに、できる限り天然の歯を残すことに力を注ぎました。そして、矯正治療や被せ物治療などを行い、結果的に患者さまにご納得いただける治療をご提供できました。その患者さまにお喜びいただけた瞬間は、とても印象に残っています。もう10年以上前の話ですが、その患者さまが今も当院に通ってくださっているということも、うれしい点です。

一人ひとりの患者さまに、適した治療をご提案することです。自分が行っている治療方法の中から目の前の患者さまに合う治療を考え、それをご提供することは歯科医師としての礼儀だと思っています。

治療をご提案する段階では制限を設けずに、考えられる治療は全てお話ししています。保険診療と自由診療どちらも含めて全てです。そうしてご提案をさせていただいた中で、患者さまが本当に受けたいと思える治療を選んでいただけるようにしています。

どのスタッフも、素直でまじめです。歯科医療について勉強をすることも好きなようです。歯科医院のスタッフとして、これらの要素はとても大事です。

人と人との関係において、適度な譲り合いは必要です。かといって、譲り合いばかりでは組織として発展しません。当院のスタッフは、譲り合う精神と適度に競争しようとする心を持っていると思います。組織において競争心は、自分が治療をマスターしようという根性を強くさせるのでとても大切です。当院のスタッフは、そのように自分自身の力を向上させる意識を持っています。

メンタルを強く持つように指導しています。目標を掲げたら、そこに向かって努力するための、くじけないメンタルです。そうして得た知識を持って、誰のため、何のために動くのかを意識して働いてもらっています。

自分自身を成長させようとする心は、その人の気持ちや意識を高い所まで持っていきます。そのようにしてスタッフとしても人間としても立派になることが大切だということを話しています。

また、笑顔で対応することをスタッフ全員が心がけています。

患者さまの希望をしっかりとすくいあげて受け止めてくれる歯科医師がいる所であることは重要です。そのためにどこを見るべきなのかというと、歯科医師が勉強をしているかどうかです。

今はいろいろな情報を事前に手に入れることができるので、その歯科医師がどのような経歴を経てきたかも調べれば分かります。その経歴からしっかりと勉強をしていることが分かれば、患者さまのお悩みに対しても誠実に対応してくれるでしょう。誠実であれば、患者さまのお口の現状と診断の結果を正直に話して、それを解消するためにどのような治療があるかを話してくれると思います。

お口のケアをするための道具を選ぶ際は、日本製であることに注目していただきたいです。

いろいろな国でいろいろなグッズが生産されていますが、国によって歯科医療に対する考え方が違います。また、日本人と外国人では、人の骨格だけでなく歯の形や大きさも違います。同じ国の人間が考えたものであれば、その道具の特性もその国の人に合わせたものになります。

そのため、日本製を選べば、使うことで得られる働きも患者さまに合う可能性が高くなると思います。

サッカーの三浦知良（愛称はカズ）さんです。

彼は若い頃はやんちゃでしたが、年齢を重ねる中で自分自身の在り方を見つけて、生き方を見つめなおしているのがはっきりと分かりますし、誰からも見ても模範となる行動をとっています。それはサッカー選手としてはもちろん、人としてもです。

現役で活躍することにこだわる姿勢も、夢と希望を多くの方々に与えていて、尊敬に値する人物だと思います。

方針として「総合歯科」を掲げている通り、全ての治療に対して力を入れていきたいです。それはドクターだけでなく、歯科医院全体としての取り組みなので、患者さまとしっかり向き合えるように、スタッフ教育にも力をいれていきます。

治療項目で言えば、歯周病とインプラントはもっと力を入れていきたいと考えています。提供する治療の質だけでなく、その後のメンテナンスも含めてです。いくら良い治療を行っても、治療後の良い状態を保てなければ意味がありません。そのためには、歯科衛生士によるしっかりとしたメンテナンスが必要ですし、通院しようと思えるような対応を全てのスタッフが行わなければいけません。

ただ、こうした対応は歯周病とインプラントに限らず全ての治療に通ずることなので、やはり総合的に患者さまにより良い治療をご提供できるようにしていきたいです。