インプラントや親知らずの抜歯、歯周外科手術など、外科処置を必要とする治療を行う際は十分に衛生的な環境で行うことが大切です。当院では、「スタンダードプリコーション」と言う考えに基づき、機器の滅菌はもちろん、マスクやグローブそれにエプロンなどは使い捨てのものを使用し、歯を削るタービンハンドピース等は患者さん毎に滅菌パックに密封されたものをご用意致しております。
スタンダードプリコーションとは、「人はすべて何かしらの感染源を持っている」ということを前提に相互感染の防御態勢を整えることを意味します。どの治療においても大切なことですが、外科処置の場合はより細やかな配慮が必要です。
医療機関の不十分な衛生環境を伝えるニュースが数年おきに流れますが、不衛生な環境で治療を行ったせいで、肝炎などの感染症に罹ったり、術後お口の中が腫れてしまったということはあってはなりません。治療を受けていただいた患者さんには、笑顔でお過ごしいただきたいと思います。
当院では、痛みといった自覚症状がない親知らずに関しては、なるべく抜かないようにしています。なぜなら、親知らずの内部にアル良質な幹細胞へは再生医療を応用することができるかもしれないからです。医療の発展はめざましく、近い将来的にこのようなことができる可能性を秘めていますので、残せる場合は残していきます。
もちろん、強い自覚症状がある場合には抜歯を行います。その際は3DでのCT撮影や、全身疾患をお持ちの患者さんには血圧・心電図・血中酸素飽和度のモニタリングを行うなど術中のリスクを低減し、なるべく痛みを少なく行うのが当院のモットーです。
親知らずは未来の”保険”となり得る存在です。不要だから抜くという選択をするのではなく、将来の可能性やメリットを考慮して、なるべく残すようにしています。親知らずの抜歯についてお悩みの方は、当院へご相談ください。
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