歯周病の治療をしっかりと行うためには、口内の状態を詳しく把握しておくことが必要です。そのための機材として、当院は位相差顕微鏡を導入しました。
位相差顕微鏡とは、光の性質を利用し、無色透明な標本を可視化したうえで観察するための光学顕微鏡です。これを用いると、口内の細菌を生きたままの状態で確認することができます。当院では、このお口の中の細菌を患者さまご自身にも見ていただくようにしました。これなら、言葉だけで説明されるよりも現状を理解しやすいのではないでしょうか。
歯科医師と患者さまで情報をきちんと共有することが、納得のできる治療の第一歩だと考えています。
歯周病が進行すると、原因菌だけでなく真菌や原虫も口内に見られるようになります。実際に位相差顕微鏡でお口の中を確認すると、これらの微生物や原虫の存在が確認できます。それはつまり、歯周病の進行と口内環境の悪化に相関関係があることを意味しています。
当院ではお薬による歯周病治療を取り扱っております。これは抗生物質を採ることで、患者さまの口内環境を整える治療方法です。健康な口内には存在しない微生物や原虫などを減らした後、歯周病治療を行うことで症状がより改善しやすくなるでしょう。
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