歯ブラシだけでなく歯間ブラシやフロスの使い方もわかりやすくご説明致します
お口の予防で重視していることは定期検診です。当院では、3ヶ月から半年に1回のペースで定期検診を行っています。検診を行う理由は、きれいなお口を維持することです。予防を重視し始めたきかっけは、院長の訪問診療の経験からです。認知症や寝たきりの方を幅広く診察し、健康な体とお口の清掃状態が関係していることを痛感したからです。
年齢に関係なく、大切なのは、痛くなる前に診察を受けていただくこと。そして、定期的に歯医者へ通っていただくことです。定期的に通うことで、大きな病気を予防でき、治療に要する時間や金銭的な負担を抑えることにつながります。何よりも、お口にとって良い循環ができ、元気に過ごせます。目標は80歳で20本以上歯を残すこと。美容院に通う感覚で、通っていただけたらと思います。
拡大鏡を用いてあまり歯を削らないように治療致します
虫歯を予防するために、当院ではフッ素塗布を中心とした虫歯予防を行っています。虫歯が多い方には、低濃度のフッ素でうがいをするフッ素洗口(ふっそせんこう)をおすすめすることもあります。
自宅で行うブラッシングの指導も行っています。歯ブラシでは届かない部分については、フロスや歯間ブラシをおすすめします。患者さまによっては、ダラダラ食べないこと、食べた後は何も食べない時間を空けること、よく噛むことなど、食生活のアドバイスも行います。歯医者でのケアと、自宅でのケアを両立することで、大切な歯を将来にわたって、健康に保つことができます。
ご自身では気づいていない方が多いですが、正しくない噛み合わせの方は実は多くいます
お口の健康にとって、噛み合わせはとても重要です。噛み合わせが正しくないと、まず物がよく噛めません。その結果、食べ物を噛まずに飲み込む癖がつき、胃などの内臓の健康に支障が出てきます。また、噛み合わせが悪いと、歯に汚れがつきやすく、虫歯や歯周病になります。そして最悪の場合、歯を失うことにつながります。
その他にも、噛み合わせのズレによって、肩こりや頭痛など体調不良を起こしやすくなりますし、一部の歯に偏った力がかかることで歯周病になりやすくなります。このように体の健康にとって重要な噛み合わせにも関わらず、患者さまご自身ではなかなか気づくことができません。そこで、当院では、噛み合わせのズレを見つけた場合、患者さまに症状をお伝えし、場合によっては矯正などをおすすめしています。
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