小児歯科の治療内容｜永冨歯科クリニック

成人の方でも治療の前の麻酔をするときに「痛い」と感じることがあるように、お口の中は非常に敏感な場所です。お子さまに対して麻酔をするときも細心の注意をして処置するように心がけています。

痛みを極力感じさせないように、先に歯茎の感覚を無くすための麻酔をします。表面に施す麻酔液は、バナナの香りがする麻酔液を採用しています。その後、電動麻酔注射器を使用して麻酔を注入します。この電動麻酔注射器は、一定の速度にコントロールできるシステムになっており、痛みを和らげることができます。

お子さまにとって恐怖心を覚えやすい麻酔時こそ、さまざまな工夫をして怖くない雰囲気を作れるように日々試行錯誤をくり返しています。

お子さまの歯は、歯の薄さが永久歯の半分くらいの構造になっています。そのためすぐに虫歯菌が歯に浸透してしまうので、虫歯ができやすいのです。虫歯を予防するには、虫歯菌の働きを弱くする作用と歯の表面を虫歯菌から守ってくれる「フッ素」を、直接歯に塗ることをおすすめしています。

歯磨き粉に「フッ素」が入っているものも多く販売されていますが、歯医者で扱っているフッ素は濃度が高いという特徴があります。もちろん、フッ素入りの歯磨き粉を使うことをおすすめしますが、歯医者で直接フッ素を塗った上で、使用した方がより相乗作用があるといえます。歯が汚れているとフッ素はつきにくいので、きちんと仕上げ磨きをするようにしてあげましょう。

このような虫歯予防をしておくことで、歯を削るような痛い治療を経験せずに済みます。お子さまの健康を維持できるようにサポートさせていただきます。