虫歯の治療を行う際には、被せ物・詰め物などの補綴物(※)を入れる必要があります。当院では、長持ちする補綴物を提供できるよう、患者さまのお口の形態と調和が取れるように心がけています。そのために、お口に合うまで作り直す気持ちでこだわって取り組んでいます。
また、患者さまには、補綴物を入れたからといって終わりではないことをお話ししています。虫歯ができたところを削って補うため、自分自身の天然歯が戻ったわけではないからです。そのため、保険診療でも自由診療でも、治療後のメンテナンスの重要性をお伝えしています。より良い状態を長持ちさせるためには、日々のお手入れや定期的な検診が大切になります。
※は自由診療。医院価格は下記の通り。
【詰め物】55,000円~(税込)/1歯
【被せ物】66,000円~(税込)/1歯
入れ歯と同様に、補綴物もきちんと機能しなければ意味がありません。しっかりと噛んで、食べられることを大前提として、見た目の美しさを求めることが重要になります。
近年では、「銀歯が見えるのが気になる」「白く美しい歯に憧れる」など、お口元への意識が上がっているとともに、金属アレルギーへの配慮が高まってきたことで、補綴物に金属を使わない傾向になってきています。そのため、セラミックやジルコニアなどの天然歯に近い色合いや性質を持つ素材も多くなり、より自然なお口元を作り上げることができるようになりました。
当院でも、患者さまのお口の状態や要望を把握したうえで、機能と見た目の両方に優れた補綴物を提供しています。興味をお持ちの方がいましたら、お気軽にご相談ください。