こだわり｜高森歯科

患者さまが過ごしやすい院内設計にこだわりました。例えば、院内は全面バリアフリー設計なので、車いす・ベビーカーの移動もスムーズです。手すりもあるので、ご高齢の方や動作が困難な方でも通院がしやすいかと思います。

予防のために通院される方のために、メンテナンス専用スペースというプライバシーに配慮された個室を用意しています。予防は日々の生活習慣を始め、プライベートと深い関わりがあるからこそ、周囲が気にならない相談しやすい空間を準備しました。

院内のデジタル環境も整えています。レントゲンや歯科用CTで撮影した画像は、LANネットワークで診療室のモニターに映し出すことが可能です。ご自身のお口の画像を見ながら説明が受けられるので、内容も具体的にイメージいただけるでしょう。

歯科医院は医療機関として患者さまが頻繁に出入りしており、出血をともなう外科的処置をすることもあるので、院内感染のリスクが高い環境です。そんな院内感染のリスクを抑えるため、当院では徹底した衛生管理に取り組んでいます。

例えば、治療で使用した器具は医療用の洗浄機で細かく汚れを落としたあと、複雑な内部構造まで細菌を死滅させられる「クラスB滅菌器」で処理をしています。そのため、患者さまのお口に触れる器具はいつでも清潔な状態です。

また、治療中に出る歯の削りカスや唾液、血液が院内に飛び散らないように、飛沫を吸引できる口腔外バキュームも稼働させています。院内に新鮮な空気を循環させるため、医療用の空気清浄機も設置しました。

より良い治療結果を目指すには、患者さまご自身がお口の現状や治療の内容、治療後の仕上がりについて理解している必要があると考えています。だからこそ、当院では毎回の治療前はもちろん、治療後にも小まめに説明の時間を挟むようにしました。

口頭の説明で終わらせるのではなく、治療前後でお口の中がどのように変化したか、口腔内カメラで撮影した写真もお見せしています。改善していく口内環境をご自身の目で確認いただけますので、通院を続けるモチベーションにしていただければ幸いです。

また、当院ではPDCAという「計画」を立て、「治療」をして、「確認」を行い、メンテナンスで「改善」していくというサイクルを大切にしています。メンテナンスを続けながら異常が見つかれば、改善に向けた計画を一緒に立てていきましょう。

長期的にお口の健康を守るために、当院では「初期治療」と「定期メンテナンス」という二つの取り組みが欠かせないと考えています。

初期治療では、今ある虫歯や歯周病を改善することで、お口の健康を守る上で必要な土台を整えていきます。そもそもの土台の治療が不十分だと、問題の再発のリスクが高くなりかねません。それだけ費用や通院期間といった負担も増えることでしょう。初期治療でまずは問題を取り除いて、ケアがしやすい状態を目指します。

定期メンテナンスでは、1～3カ月に1回の頻度でお口のチェックとクリーニングを受けていただきます。そうすることで、治療後の良い状態を長く維持できるだけでなく、問題の早期発見と治療ができます。年齢を重ねても多くの歯を守れるように、予防を見据えた診療計画を一緒に立てていきましょう。