治療内容｜あおば台デンタルクリニック

お子さまに、怖くない楽しい場所と思っていただけるような医院づくりを心がけています。
幼少の頃に歯科医院は怖いところというイメージがついてしまうと、どうしても歯科医院を敬遠するようになってしまい、大人になってからもお口のトラブルに悩まされてしまうからです。
当院では、お子さま一人ひとりの様子を見ながら、徐々に慣れていただくようにしています。無理な治療を強行するようなことはいたしません。まずは鏡を持っていただき、お口のなかを見せていただくところから始めていきます。

お子さまに継続して通っていただくためには、親御さまの協力も欠かせません。現在のお子さまの状況だけではなく、将来的に起こり得るリスクや回避策などをしっかりご説明しています。食生活のアドバイスなどもすることによって、また来たいと思っていただけるように努めています。

歯周病の治療では、歯科衛生士が歯石をとることの重要性などを患者さまにお伝えするなど含めて一貫して治療を行っています。
たしかに患者さまご自身によるセルフケアは大切ですが、歯周病には顔の筋肉や生活習慣も深く関係しています。患者さまによっては、顔の筋肉のつき方によって歯周病におけるリスクの高いところが違ったり、歯周ポケットが深くなっていたりします。ストレスによって強く食いしばることで、歯周炎が起きることもあります。当院では、患者さまそれぞれの咬合や筋肉のバランスを見させていただき、その方に合った治療を考えていきます。

患者さまは誰しも、ご自身のなかでの体の癖やつながりを持っています。それをつくり出している食習慣や運動習慣も見ながら、歯周病の治療を行っていきます。

患者さまのご要望はしっかりおうかがいし、意見をすり合わせていきます。
被せ物はとにかく白ければ良いというわけではなく、肌の色などとのバランスが大切です。まず日本人の標準の色をお見せし、白くしすぎると浮いてしまうことなどを説明してから、患者さまの意見と選択をうかがいます。

被せ物はただ被せればいいわけではありません。被せ物を無理矢理入れて歯を並べようとすると、お口のなかのバランスが崩れてしまい、どこかにトラブルが出てしまいます。例えば、お口の右上にあった被せ物の影響で、お口の左下にトラブルが出たという患者さまもいらっしゃいました。特に、人工物は無理に入れると拒絶反応が出やすいので、見た目ばかりではなく、患者さまに合ったものをご提供したいと考えています。

体の変化に合わせて取り外せるという点が、入れ歯のメリットです。素材が柔らかいので、細かい調整や入れ歯のケアがしやすいです。
歯を失った原因は、患者さまの生活習慣のなかにあります。入れ歯や義歯は、その部分で再び噛めるようにするためのリハビリとも考えることができます。歯が抜けてしまい、15年間歯茎でものを噛んでいた方が、上の歯だけ入れ歯を入れることで筋肉がつき、噛めるようになったというケースもありました。患者さまが治そうとする力を引き出すのが歯科医院であり、諦めなければどんな方も噛めるようになると思っています。

ただ歯を作るだけの治療はせず、なるべく違和感を持たせないように治療していきます。場合によっては少し削るだけの調整で終わることもありますし、お口だけでなく全体のバランスを考えた治療を行っています。

虫歯や歯周病など、ほかの治療のために当院に来られて、噛み合わせの治療を始める方が多くいらっしゃいます。
噛み合わせは長年の積み重ねであり、人工物が原因の場合はつくり直しますが、患者さまの歯を削って調整することはありません。顔の筋肉が偏ってしまっているため、歯を削ってしまうとさらに状況が悪くなる場合があります。

噛み合わせが悪くなった原因と問題点は、骸骨の模型を使いながら3次元的にご説明していきます。患者さまご自身では気づかないことですが、骨格や筋肉の形も噛み合わせに大きく影響しますので、その修正やマッサージなども行なっています。
患者さまの歯は削らずに、わかりやすい説明を心がけていますので、どうぞお気軽にご相談ください。