治療内容｜あさか歯科医院

来院されたお子さまに当院は怖くなくて、楽しい場所だとわかってもらうために、さまざまな心配りをしています。お子さまに歯科医院は怖くない場所だと認識してもらうのはもちろん必要ですが、退屈する所だと思ってしまわれるのもよくありません。率先して歯科医院に通院していただき、虫歯の予防や治療に取り組んでもらうためにも、お子さまの来院に配慮した院内環境作りは重要だと考えました。

その取り組みの一つとして、院内にキッズスペースを設けました。来院されたお子さまには、スペース内で、おもちゃで遊んでもらったり、絵本を読んで過ごしてもらったりすることで、歯科医院は怖くないと認識してもらいたいと思います。

加えて、診療室に慣れてもらうために、お子さまには治療道具を手にしてもらうなどして、歯科医院に親しんでもらっています。そのため、いきなり無理な治療を行わないようにしています。ほかにも、歯磨きが上手にできたり、一人で診療台に寝ることができたりなど頑張ったときにはしっかり褒めるようにしています。

また、治療した箇所をまた虫歯にしないために、親御さまにはお子さまに衛生指導を行えるように、ご説明しています。

当院は月1回、矯正歯科に特化した歯科医師が来院し、相談や治療を行っています。
矯正歯科が目指すきれいな歯並びは、歯の健康にとってとても重要です。歯列の乱れは噛み合わせの悪さにつながりますので、食べ物を十分に噛むことができなくなり、食事を楽しむことができなくなることも考えられます。また、歯磨きをしても、歯の隙間などに汚れが残ってしまうため、虫歯や歯周病になりやすくなってしまいます。

当院では、矯正歯科をご検討の方にはまず、相談をさせていただいています。その後、診断を行い、検査結果をもとに、矯正治療に入ります。矯正治療は歯科医院への通いやすさも非常に重要です。治療として、歯に複雑な装置を装着します。もし何らかの不具合が生じた場合、すぐに、歯科医院で装置を点検してもらう必要がありますから、自宅からの通いやすさが必要です。

矯正期間中はしっかりとした管理を行うことが大事なので、当院と協力していきましょう。矯正治療を検討されている近隣にお住まいの方は、ぜひ、当院に相談にお越しください。

治療中、患者さまが強烈な不快感を抱いて、歯科医療に対して恐怖心や不信感を抱かないように、当院では、痛みを軽減する治療に取り組んでいます。多くの方々が歯科医院を嫌いになる理由が、治療時の不快感です。子どもの頃に、とても違和感のある歯の治療を受けたことが原因で、大人になっても依然として歯科医院が苦手という方はたくさんいらっしゃいます。お口の中に違和感を覚え、症状を確認しても、歯科医院を敬遠し続けてきたことで、虫歯を発症し、歯周病を悪化させてしまわれる方もいます。

当院では、麻酔注射をする際の痛みを抑えるように心がけています。まず、注射には、できるだけ痛みを軽減できるよう細い針を使用します。加えて、表面麻酔は必須と考えます。ほかにも、麻酔の注射は強い圧力で一気に注入すると不快感が生じますので、時間をかけてゆっくり入れます。そのために、電動麻酔器を使い、一定の速さで注射しています。また、麻酔の薬液は体温ほどに温めておきます。

こうした当院の取り組みにより、一人でも多くの歯科医院嫌いの患者さまが、歯科医院に対する負のイメージを払拭してもらうことができれば幸いです。

当院では歯周病の検査を重視しています。歯周病の治療および予防や再発防止には、患者さまが現在のお口の中の状態を目で見て確認、把握し、歯科医師から納得いく治療やケアを受けながら、改善させていく必要があります。

当院ではまず、患者さまのお口の中をレントゲン撮影し、さらに、口腔内カメラでも写真を撮り、それらの画像を入念に検査、精査を行います。また、1本の歯を6点に分けて検査する「6点法」を採用しており、保険診療で対応しています。これにより、いっそう詳細に歯の状態を調べることが可能です。その後、患者さまにご自身のお口の中の状態をご説明し、治療やケアの計画内容をご提案します。

歯周病が悪化された方に共通していることは、歯磨きの習慣がないことです。そうした方々にはブラッシング指導を行っています。歯周病の治療を希望される方はもちろん、未然に防ぎたい方も当院へご相談ください。

当院では、患者さまがご自宅で行えるホームホワイトニングをおすすめしています。
ご自身の歯に関心を持たれる方は、歯の白さに憧れていらっしゃいます。歯が白いと、健康で快活な印象になりますし、就職や転職の際の採用面接など良い印象を持たれるのではないかと思います。

黄ばみやくすみで歯を隠すことが多かった方でも、当院でホワイトニングをすることで、大きく口を開けて笑えるようになり、表情も豊かになったと感じています。

当院がホームホワイトニングを採用したのには、いくつかのメリットがあるからです。歯科医院で行うオフィスホワイトニングですと、通院しなければならないわずらわしさがありますが、ホームホワイトニングならば自分のペースで行えます。ホームホワイトニングで使用するマウスピース状の装置も一回作ってしまえば、その後は何回も使えます。かかる費用は薬剤だけなので、オフィスホワイトニングより費用も抑えられます。

染みる、不快感があると思っている方も多くいらっしゃいますが、指示通りに行えば、不快感はほとんどありません。ご興味がありましたら、随時ご相談ください。

かぶせ物やつめ物に関しては、どのような材料の物をお口の中に入れるのか十分にご説明してから、患者さまにお選びいただいています。一口にかぶせ物やつめ物と言っても、その材料や材質はさまざまです。一見、金属を使っていないように見えても、内側の見えない部分に金属が使われていれば、金属アレルギーの方なら拒否反応を起こしてしまいます。また以前、歯科用水銀アマルガムを歯に補填したところ、水銀を口の中に入れられたとショックを受けられた患者さまもいらっしゃいました。

患者さまがかぶせ物やつめ物をご理解し、納得のうえ、治療に進んでいただけるよう、実際に手にとって見てもらい、どういったメリット・デメリットがあるのかを説明しています。そこでは、なるべく専門用語は使わず、材料や材質をご説明します。単純に白いもの、金属のもの、保険診療、自由診療という区分けではなく、患者さまのお口の中の状態を念頭に置き、適合すると思われる材料や材質の特徴をお伝えします。

歯を失ってしまった場合、インプラントや入れ歯、ブリッジなどいくつかの治療方法があります。そして、それらの治療方法の中にも、さまざまな素材や材料があります。当院では、患者さまのお口の状態を見させていただいたうえで、それぞれの治療方法の特徴やメリット・デメリットをお話ししています。そして、患者さまにご自身で選択していただいています。

以前よりも、できる限り歯を抜いたり削ったりせず、歯を残す治療が主流になってきました。歯を残すことで健康なお口を保つことができる確率や、他の歯を残すことができる確率が上がるからでしょう。特に、インプラント治療は歯の欠損部にインプラントという人工歯根を埋め込み、その上から人工歯をかぶせる治療方法です。そのため、他の歯を抜いたり削ったりする必要がありません。

当院では、シミュレーションガイドを用いてインプラントを埋め込む位置や角度を決めるため、治療にかかるリスクや負担も軽減されています。ほかにも、歯科用CT（肉眼で見ることができない血管や神経、顎や骨まで立体的に見ることができる機器）を用いて細かく診査・診断をしているため、危険をともなう状態で治療を行うこともありません。

当院は、決して無理にインプラントをすすめることはせず、患者さまの気持ちを大切にした治療を行っています。一人ひとりと話し合い、同じゴールに向かって歩んでいきたいと思っていますので、ぜひともお気軽にご来院ください。

入れ歯を作ったにも関わらず、口の中の異物感が非常に強いなどの理由で、次第に使わなくなってしまう方がいらっしゃいます。当院では患者さまが入れ歯を断念されることがないように、ご本人にふさわしい入れ歯・義歯を作ります。

入れ歯には、誤解されている部分が多々あります。完成したらすぐに装着して噛めるようになる、口の中の違和感に慣れれば非常に便利、などといったお手軽さについてです。

しかし、入れ歯や義歯は義手や義足と同じく、装着して使えるようになるまでには訓練が必要です。また、装着後は違和感が生じるので、それにも耐えて、慣れてもらうために患者さまには入れ歯装着のトレーニングを行っていただいています。

また、入れ歯を作製する歯科技工士には直接、患者さまのご希望やご要望を伝えるなどの密な連携を図っています。入れ歯をご検討されている方は、ぜひ当院にご相談ください。

当院では、患者さま一人ひとりと良好な関係を築いて、長くお付き合いをしていきたいと考えています。お口の状態は体調や環境によって変わるため、そういった変化があればすぐに相談に来ていただけるような、地域に根付いた歯科医院を目指しています。そのために、患者さまのお口のデータは一括で保管しています。何かしらお悩みやトラブルがあって来られた際にすぐに対応できるようにしていますので、お気軽にご来院ください。

しかし、お口の症状は気付かないうちに進行していることがあります。特に、初期の虫歯や歯周病は気付きにくく、気付いたら重症化していることもあります。そのため、症状がなくても4カ月に1回ほどのペースでお越しいただくようにお伝えしています。定期的にお越しいただくことで、お口をきれいで健康に保つことができるだけでなく、何かあった時に早期発見・早期治療をすることにもつながるからです。