治療方針の治療内容｜間久里ふじわら歯科クリニック

当院では、患者さまへは、言葉での説明だけではなく、視覚的にもわかりやすい説明を心がけております。たとえば「歯周病」ですが、言葉を知っている方は多いですが、残念ながら、正しく理解されていないケースがあります。「歯周病は改善する」と思っている患者さまには「進行させないこと」とお伝えし、アニメーションを使っての映像もご覧いただきます。口腔内カメラを使用して、悪い部分の写真を撮って見せてから、治癒した部分をみると、ご自身のお口の状況が分かり、先の治療のモチベーションアップにつながっていきます。また、患者さまは、お口のなかで何をされているのか分からない為、不安になりやすいです。その不安を解消するために「虫歯はこれくらい大きいです」と部位を見せながら、「ここから痛みが出そうです」などとアドバイスします。実際に痛みが出ると患者さまが納得されたことがあります。説得力のある説明を心がけます。

患者さまの治療は、患者さまのご希望に合うことを特に大切に目指しています。歯が大きく揺れていても、痛みがなければ残したいと思われる方が多いです。悪影響が両隣の歯に出なければ、リスクをしっかりとお伝えし、患者さまと決定します。歯を残すことで患者さまは「自分の歯で噛めて使えている」と実感されます。そうしたときに、歯を残すことが治療の1つの正解と考えてよかったと思います。その為の勉強など努力は惜しみません。このような経験を通して、患者さまの意向に寄り添って、1本でも残すことで喜んでいただけるようサポートを続けていきたいという思いがあります。