自分の歯周病に気づいていますか?歯周病の検査をしっかり行います
歯周病は自覚症状が出にくいので、患者さまご自身が気づいていない場合があります。自分が歯周病であることに気づくために、歯医者に通ってよりよいケアの仕方を身につけましょう。
当院は虫歯といった治療でも、歯周病の検査をします。歯周病以外の治療でご来院いただいた方にも、歯周病に気づいてもらうためです。検査では具体的に、歯の汚れの付き具合や動揺度、歯周病ポケットを確認しています。検査後には、歯周病になっている方に成り立ちやメカニズムについてアニメーションで説明します。
歯周病の原因はさまざまです。そこで、その患者さまに合った治療を行います。例えば噛み合わせが原因となっている方にはマウスピースをおすすめするなど、検査から治療までじっくりと行います。
大事なことは、自分が歯周病にかかっているのかを知ることです。自分の症状が分かることで、重症になる可能性を事前に抑える事が可能です。
歯周病が重度になると、歯を抜くことになってしまいます。患者さまの大半は、歯を抜くことにショックを受けると思います。当院は患者さまのご要望に合わせますので、無理に歯を抜くことはいたしません。歯を抜かない場合には、その後起こる症状について説明をし、患者さまに納得していただきます。
抜くとなった場合には、ブリッジや入れ歯、インプラント(※)をご用意しています。三つのそれぞれの利点や欠点について説明してから、患者さまに選択していただきます。
納得のいく治療をするには、患者さまに選んでもらうことが必要です。当院は、治療の説明の後に、患者さまが希望するものを選んでいただくようにしています。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
治療が終わったら、症状が悪化しないように進行を止めることが必要です。当院では、治療の一環としてクリーニングをしています。歯ブラシでは取れない汚れがありますので、それをクリーニングで落としてきれいにします。
この他に行っているのが、ブラッシング指導です。少しでも歯磨きで汚れを落とすために、鏡を使って説明をします。
歯医者でのクリーニングとご自宅でのブラッシングの両方をしていただくことで、歯を抜くリスクが低くなります。そして70歳、80歳になっても、自分の歯で食事できることに繋がります。