矯正歯科の治療内容｜にいくに小児・矯正歯科

親御さんに説明をするときは、お子さまの今の状態と将来的に矯正を行った場合と行わなかった場合などを詳しくお話します。矯正治療の時期を誤ると、大人になってから歯を抜くリスクがあります。なるべくであれば歯は抜かない方がいいので、小さい時に頑張って矯正をすれば、大人になったときに楽なことをお子さまにも説明します。

ただ話をするだけでは理解できないので、症例の写真などを見せて治療後について説明しながら治療のイメージをもってもらいます。また、患者さまのマニュアルを作成しております。やみくもに治療を行わず、治療計画を提示し治療を行います。あらゆる角度から検討を行うことで患者さまの選択肢を広げ、複数の選択肢の中から親御さんにお選びいただくようにしています。

小児歯科分野の中でも、特に外科的処置に力を入れています。歯は決まった場所や決まった本数が生えてくるものではなく、余分な歯が裏側に生えていることもあります。そういった稀な症状の場合、CTを使って診断を行い必要に応じて抜歯することもあります。矯正でも、実際の寸法が測れて数値が出るのはCTで、説明もしやすいです。

矯正は、成長過程を目でみて判断することができないので、CTを用いた検診が必要不可欠です。何よりも、外科的処置に対応できるのが導入した経緯です。ほかの大学病院や医院へ行く手間をかけないことも、負担軽減として役立っています。