治療内容｜新井歯科医院（足立区）

みなさんは虫歯で神経を抜いてしまうと、負のサイクル（悪循環）に陥ってしまう危険性があるということをご存知でしょうか。
神経には、歯の変化を知らせてくれたり、虫歯の進行を遅らせてくれたりといったさまざまな機能があります。そのため安易に神経を抜いてしまうと歯が弱くなり、その結果歯が折れたり、膿が溜まって腫れたりと再治療や最悪の場合は抜歯せざるを得ない状況に陥ってしまうことさえあります。
当院では、神経まで達している重度の虫歯でも安易に神経を抜くことはありません。虫歯治療法で虫歯を無菌化して神経を抜かず、負のサイクル（悪循環）に陥らせない治療を行っています。
この方法ですと神経を抜かないだけでなく、歯を削る量も抑えることができます。
治療期間も短く、経済的負担も軽くなると思います。
虫歯または虫歯ではないかとお悩みの方、他医院で神経を抜かなくてはいけないと言われた方など、どうぞ当医院にご相談ください。

当医院では歯科技工士を妻にもつメリットを生かし、院内に歯科技工室を設け、保険・自費ともにより詰め物や被せ物の精度を上げようと努めています。
当歯科医院が歯科技工室を設置するのには歯科技工士でなくてはわからないメリットがあるからなのです。

その理由は主に3つあります。

理由１、少ない単位で製作できるため。
詰め物や被せ物を製作する過程で、鋳造（ちゅうぞう）という、熱で溶かした金属を型に押し込む作業があります。歯科技工所（複数の歯科医院の詰め物や被せ物などをまとめて製作する所）では多数の型に一気にまとめて鋳造するため、金属が細部まで流れ込まず詰め物や被せ物の質が落ちる場合があります。
当院の場合、少ない量で製作（小ロット生産）できるため、精度が落ちることがありません。

理由２、作業には高倍率の拡大鏡を使用しています。
肉眼の40～50倍に拡大できる拡大鏡を使って精密な作業を行うため、詰め物が合わずに虫歯になってしまうなどというリスクを抑えることができます。

理由３、保険・自費ともに歯科技工士が作製しています。
歯科技工所の場合、歯科技工士の経験によって自費と保険の技工物の製作を分けている場合があります。
そのため、保険と自費では詰め物・被せ物の質に差が出てくることがあります。
当院では自費・保険ともに、研鑽を積んだ技工士が精度の高い詰め物・被せ物を提供しております。
「治療したのに銀歯が取れてしまった」「詰め物のすき間から虫歯になってしまった」などお悩みの方は是非当医院までご相談下さい。

「歯医者さん＝痛い・怖い」というイメージをできるだけ無くしたいという思いから、痛みを抑えた治療に取り組んでいます。
一例として、麻酔針を注す前に表面麻酔を塗ること、麻酔液を人肌に近い温度に温めること、細い針を使うこと、注射スピードをゆっくりにすることなどによって痛みを抑えております。
また、特に痛みが苦手だという患者さんには、痛みを感じにくくリラックスした気分で治療を受けることができるリラックス治療（笑気吸入鎮静法）も行っております。
痛みが苦手だという患者さんにも、快適に歯科医院に通っていただけるようにさまざまな工夫をしておりますので、どうぞ当医院までご相談ください。

当医院は、大人の方向けの矯正治療を行っています。
「40代、50代じゃ、もう矯正はできないでしょ？」とよく患者さんに言われますが、いくつになっても矯正治療は可能です。
大人の方は矯正器具が目立つことを気にされる方が多くいらっしゃいますが、当医院ではマウスピース矯正を行っています。このマウスピース矯正は透明・目立たない・取り外せる新しい矯正治療法です。
当院ではこのマウスピース矯正が、一般的なワイヤー矯正よりも多くの方に選ばれています。
また、歯並びを整えることで見た目だけでなく、虫歯と歯周病予防にもなります。
「歯並びを綺麗にしたいけど費用が高い・・」とお悩みの方向けに、当医院では72分割払いにも対応しております。;歯並びでお悩みの方は無料相談を行っておりますので、ぜひ一度ご相談ください。

当院では、手軽でかつご自宅でできるホームホワイトニングを取り扱っています。

お子さんの治療では、押し付けないということを大事にしています。
事前にどのような治療方法を親御さんが望んでいるのかを聞き、それに合わせて治療を進めますが、無理やり治療することはありません。
治療中は、親御さんには自由な場所で、お子さんの治療を見守っていただきます。
親御さんのひざの上にお子さんが座りながら治療を行う場合や、治療室に入って見守っている場合、治療室には入らず待合室で待っている場合など、さまざまです。

当医院では、歯石取りなど軽度の歯周病治療はもちろんのこと、重度の歯周病の患者様には再生療法などの外科治療も行っています。再生療法とは、薬や特殊な膜を使って歯周病で失ってしまった骨や歯根膜を再生させる治療法です。
歯周病は成人の多くがかかっていると言われる病気です。ちょっと気になるという方から重度の方までぜひご相談ください。

私の育った環境は両親が非常に厳しかったせいか、物心ついた頃からやさしく接してくれる曾祖母にとてもなついていました。
いわゆる「ひいおばあちゃん子」だった私は、いつも曾祖母と一緒にいました。

その曾祖母から「入れ歯が合わない」という悩みをよく聞いていました。
そんな曽祖母に対して、私は「大きくなったら自分が治療してあげたい」と思っていました。
今思えばそのことが自分の歯科医師としてのルーツとなっていたのかなと思います。
ですので「入れ歯」は私が歯科医師を志した原点であり、私がしっかりやるべき治療の１つだと感じています。

そのため、入れ歯治療にはこだわりを持って取り組んでおります。
例えば最初の型取りの際には保険の入れ歯だとしても、既成トレーに合わない場合には後日個人トレーをお作りし、精密な型を取るようにしています。もちろん無償で行っています。
また、一般的に入れ歯の調整は一度の来院で1、2回のチェックで済ませることが多いのですが、当院では念入りに一度の来院で4、5回のチェックと調整を行います。
何度もチェックを重ねることで、きちんと患者さんの口にフィットするようになります。

勤務医時代には訪問診療で入れ歯治療に携わった実績もありますので「痛い」「噛めない」「ガタつく」「外れやすい」など、入れ歯でお悩みの方はぜひ当院までご相談ください。

インプラントは、歯を失ってしまった部分に人工の歯を埋め込み、噛む機能を取り戻す治療です。周りの歯に負担をかけることなく、まるで自分の歯のように、自然な見た目も取り戻せます。
またインプラント治療の場合、骨の状態によっては検査の段階で「治療ができない」と判断をされてしまうことがあります。

当医院は、患者さんからよく「歯医者さん特有のいやな臭いがしない。」と言われます。
当院では特に換気機能に注力したり、アロマを焚いたりしているわけでもありません。
ではなぜあの歯医者特有のにおいがしないのか、理由は虫歯治療で神経を抜かない治療法を行っていることに関係しています。
実は神経を抜く治療では、神経を抜いた後に歯の中に入れる消毒薬（クレゾール）を使います。実はその消毒薬が、歯医者特有のにおいの一因となっているのです。
当医院が歯医者特有のにおいがしないのは、日々神経を抜かない治療を実践している証でもあるのです。