お子さまの矯正治療を始めるタイミングは、大きくふたつの時期に分かれます。ひとつは6~9才、歯が生え変わる前に行う矯正です。この時期には当院の透明なマウスピース矯正は行いません。骨の成長を利用して永久歯が生えるスペースを調整するなどの処置を、専用の器具で行っています。こうした処置を行うことで、将来の歯並びの変化をある程度コントロールすることができるのです。
そしてもうひとつは、10代になりすべての歯が永久歯に生え変わってから行う矯正です。この時期になれば、当院の透明なマウスピース矯正を行うことができます。10代と言えば思春期の始まりです。見た目がとても気になる多感な時期ですから、目立たない矯正器具をきっと喜んでくれると思います。
また、ワイヤー矯正は部活動にも影響を与える可能性があります。激しいスポーツでは口の中を傷つけてしまう恐れがありますし、吹奏楽で楽器をうまく吹けなくなることもあります。
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当院のマウスピース矯正は、患者さまご自身でマウスピースを交換していただく方法となっています。そのため、お子さまが予定通りにマウスピースを交換できるか、気になる親御さまも多いでしょう。そこで当院では、お子さま向けのマウスピースには、交換時期が色の変化でわかる目印をつけています。目で見て交換するべき時期がわかるので、うっかり交換し忘れることがなくなるはずです。
矯正治療における大人と子どもの大きな違いのひとつは、骨の成長があるかないかです。成長途中の子どもの骨は、成長が止まった大人の骨よりもやわらかいため、歯の移動が速くなる場合が多いのです。ただし、子どもの矯正はそうした成長の力を利用できる反面、成長度合いを計算に入れなければならないため難しさは高まります。顎(あご)や歯の成長によって、想定通りに治療が進まないことも多々あります。
当院はお子さまの歯並び矯正についてもたくさんの経験がございます。これまでの経験を活かし、ご要望に応えられるよう尽力しますので、お子さまの矯正をお考えの方はぜひ当院にご相談ください。
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2024年4月
2024年5月
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