当院の強みは、歯科口腔外科に力を入れている担当歯科医師が、診断と治療を行うということです。
顎の骨の中に病気や病変がある、もしくは唾石症(お口の中に結石ができている)など、いろんな病気を発見できるケースがございます。歯は単体で存在しているというわけではなく、顔や頭全体の一部として捉えております。トータル的に見て、精密な診断と治療していくのが歯科口腔外科の強みです。
当院は、治療を行うための精密機器も充実しております。
CTは、根管治療などに使われる事が多いと思いますが、顎関節症などの病変や顎顔面の異常も確認することもできます。耳鼻咽喉科と歯科口腔外科は共通している部分がございます。
たとえば、耳が痛いや、首の下が腫れて痛いという症状があった場合、顎関節症の可能性がありますが、CTで撮影して診断すると、唾石が確認できる事もございます。こういったことは、歯科口腔外科だからこそ分かる診断だと思います。
その他にも当院では、マイクロスコープ、ルーペを使って治療の精度を上げています。これらを使うことによって、骨の中の状態を見ることができ、その厚みなど鮮明に見ることができます。レントゲンだけでは写らないものも見えることもございます。
また、レントゲンに写っていても判断できにくに病変を、CTを撮ることによって3次元の画像で病変の位置が把握できることも多々あります。
大きな病気の場合も、CTによる診断によって手術が必要かどうかなども判断しやすくなります。
歯が痛い、入れ歯が合わない等、患者さまが気にされている部分に、応急処置も含めて対応してから次の段階の治療に入ります。
患者さまには今のお口の状態についてだけではなくて、そのまま放っておくとどうなるのか、というところまでご説明をしております。患者さま自身の今後の治療や予防に役立てていただければと思います。
また、治療内容については、メリット・デメリットをしっかりとお伝えします。患者さまの意思を大切にしておりますので、こちらから誘導するようなこともございません。ご納得していただける治療方法を選んでいただきたいと思います。
当院は、0歳児の歯科口腔外科治療も行っております。生まれた時から歯があって、授乳できないために抜歯をしないといけないお子さまがいます。このようなお子さまの歯の抜歯も当院で行います。0歳の抜歯もできるということは、当院の大きな特徴だと思います。
お子さまの治療は、大人の患者さまに比べて特に少しずつ治療を進めていくことが大切です。すぐにチェアに座るお子さまもいらっしゃれば、ずっと泣いてしまうお子さまもいらっしゃいます。
当院は、広いキッズルームを備えていますので、治療を怖がるお子さまにはキッズルームで遊んでもらいながらその場でお口だけを開けてもらう練習をいたします。場合によっては待合室でお口の中を開けてもらうこともあります。治療や歯医者が怖いお子さまには、そうやって少しずつ慣れてもらいます。