しっかり噛めて、残っている歯に負担をかけないインプラント
インプラントは総入れ歯や部分入れ歯のように、外れてしまう心配がほとんどありません。また部分入れ歯(ブリッジ)のように、入れ歯を固定するために隣の天然歯を削る必要もないのです。そのため、硬い物でも噛めますし、残っている周囲の歯への負担もとても少ないと言えます。
現在のインプラント治療は、顎の骨造成(※)と並行して行われるケースも増えてきました。そのため、歯を支える顎の骨が少なく、以前であればインプラントの埋入が難しかった方にも、インプラント治療を受けていただける場合があります。さらに、骨としっかり結合するためのレーザー治療の導入などにより、5年、10年と同じインプラントを使い続けている患者さまも数多くいらっしゃいます。
抜けてしまった歯をどう補うか、迷っている方も多いと思います。痛みや腫れもなく、天然歯と同じようにしっかり噛めるインプラントで、歯があった頃と同じようなお食事の楽しさやおいしさを、ぜひ取り戻してください。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
INDEX
歯周病がある場合は、治療を行った後にインプラント治療を開始します。天然歯や義歯をしっかり支えられる歯茎がなければ、インプラント治療は難しいからです。ただし、昨今では歯周病がかなり進行している場合でも、歯茎の再生治療が可能になりました。そのため、以前よりも多くの方々に、インプラント治療を受けていただけるようになっています。
歯の根となるインプラント体を埋入し、その上に人工歯を装着するとインプラント治療は終わりますが、直後から定期的なメンテナンスがスタートします。残っている歯の虫歯や歯周病、インプラント歯周炎などのチェックや歯のクリーニングのために通院をお願いしています。通院ペースは1カ月から6カ月に1回が目安ですが、お口の中の状態によって個人差があります。
末永くインプラントをお使いいただくためには、定期的な通院が欠かせないため、ぜひ忘れずにお越しいただければと思います。
顎の骨や残っている歯の位置関係をしっかり把握するためには、歯科用CTによる撮影が欠かせません。レントゲンは2次元ですが、歯科用CTでは目に見えない歯根や歯、顎の骨の状態を3次元で撮影できるからです。
さらに、当院ではサージカルガイドと呼ばれる、どの位置に、どのようなインプラント体を、どのように埋入するかを検討するために使用する器具を作製します。これによって、手術方法のシミュレーションも可能になります。サージカルガイドは、歯が重なっていたり、歯茎の中にすっかり歯が埋まっていたりと、歯並びに問題がある方へより良い手術を行うためには必要なものです。
静脈内に鎮静剤を投与する静脈内鎮静法も導入しており、手術に対する恐怖心が強い方にご提案しています。手術用のオペ室もあり、プライバシーをしっかり守りながら、リラックスした状態で手術を受けていただけます。
当院は、JR中央本線の荻窪駅北口から徒歩3分の場所にあり、通勤や通学、お買い物ついでにも通っていただきやすいかと思います。平日は19時、土曜日は18時、日曜日は17時まで診療を受けつけています。水曜日と祭日のみが休診です。
平日はお忙しい方や、平日のライフスタイルを変えられない方は、土日に手術を受けていただくことが可能です。手術や治療による体調の変化が、平日に及ぶのを避けたい場合も、週末の診療時間をご利用いただければと思います。もちろん、すべての診療時間で、虫歯や歯周病の治療にも対応しています。
また、診療はプライベートを重視した個室で行っており、ご相談は無料です。お子さま連れの患者さまのためにキッズスペースもご用意しています。
さまざまな世代の方がストレスなくご来院できるように、院内の環境づくりに力を入れています。
無料カウンセリング
まずは患者さまのお悩みやご要望を伺います。
患者さまのお口の中の状況を確認させていただき、インプラント治療にかかるおおよその期間や費用、リスクやメリット、デメリットなどをご説明させていただきます。
サージカルガイド作製
サージカルガイド作製のために歯の型取りを行います。
CT撮影
サージカルガイドが完成したら、歯科用CTでの撮影を行います。
術前説明
歯科用CTで撮影した画像などをもとに、手術内容や治療後の注意点を分かりやすくご説明いたします。
1次手術
治療部分の歯肉を切開し、顎の骨にインプラントを埋入するための穴をあけて、インプラント体を顎の骨に埋め込みます。
手術にかかる時間は、準備時間を含めて1時間から1時間半程度の予定です。
2次手術
インプラント体と顎の骨がしっかり結合しましたら、2次手術を行います。歯肉を切開し、インプラントの頭部を露出させ、上部構造(人工歯)を装着するためのアバットメントと呼ばれる土台を取り付けます。
上部構造作製
歯茎が健全な状態に戻りましたら、上部構造作製のために歯の型取りを行います。
そして、歯の色味や形状、並びをチェックしながら、自然に見えるように上部構造を作製します。
上部構造の装着
上部構造が完成しましたら、装着してみて噛み合わせ等を確認、調整し、問題がなければ治療は終了です。
メンテナンス
インプラント治療は、治療終了後のメンテナンスが重要です。メンテナンスを怠るとインプラント周囲炎のリスクが高まり、骨が溶けてインプラント体ごと取れてしまう恐れもあります。
インプラントをより長く快適にお使いいただくためにも、ご自身でのホームケアや歯科医院での定期的なチェック、メンテナンスが大切です。定期検診は忘れないよう、継続してご来院ください。
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