当医院では、治療に際してEBM(evidence-based medicine:根拠に基づく医療)を心がけています。
画像データや検査結果などをご覧いただきながら将来の歯のシミュレーションを行い、治療方針を患者様と共に決めていきます。
例えば、虫歯や歯周病というのはなりやすい方、なりにくい方がいらっしゃるので、科学的に調べるために唾液検査で菌の組成などの検査関連もしっかり行い、患者様お一人お一人にあった治療を行っていきます。
その際、ヒアリングがとても重要な部分を占めており、ブラッシングの回数や頻度、朝昼晩行っているのか、フッ素配合の歯磨き粉を使用しているのか、定期的にフッ素を塗布しているのか、喫煙の有無、生活習慣、食事回数、キシリトール入りガムを噛むか、全身疾患があるのか、歯ブラシはどんなものを使っているのか、といった質問を交えながらまずはお話を聞きます。
その後、唾液検査で虫歯菌や歯周病菌を培養や汚れの量の検査を行います。
そういった検査を経て、具体的なリスクを患者様に示して説明をします。理解を得て初めて治療やメンテナンスを行い、予防を実践していきます。
予防に関しては、虫歯や歯周病になってからでは遅いということを患者様お一人お一人にお伝えし、「そうならないように今から始めましょう」、と繰り返し啓蒙を行っております。
ただし、残念ながらすでに虫歯や歯周病を患ってしまった方に対しては、出来る限り歯を抜くことなく、残すことができるような治療を心がけています。
最近では、歯科用CTや拡大鏡も治療で使用することで、以前よりも精密な治療や診断ができるようになったため、歯を残せるケースも増えてきています。
当医院では、「つまようじ歯ブラシ」をおすすめしております。
これは、実際に歯磨きが大好きな当医院のドクターが、数十から数百試してみた中で使い心地がとても気持ちがよく、爽快感があったので、患者様にも使っていただきたいと思ったイチオシの歯ブラシです。
この「つまようじ歯ブラシ」は歯と歯の隙間に入りやすいので、隙間の歯の汚れを掻き出して落としてくれます。
もちろん、歯間ブラシやフロスの併用はしないといけませんが、なかなか習慣化するのは難しいと思っている方もいらっしゃいますよね。
そんな時はこの歯ブラシを使うことで、少しは補えるかもしれません。
ただし、やはり歯科医院で定期的に歯科衛生士によるメンテナンスを受けなければなりません。
少しの手間を継続して行うことが、歯を1本でも多く残せることにつながります。
投稿者さんの口コミ (大阪府/30代/男性)
2019年5月 投稿
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よかった点 | |
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施設 | 清潔感 内装・設備 駐車場 |
対応 | 人柄・気づかい 電話・受付対応 |
治療 | 説明 丁寧さ 痛みへの配慮 治療後の経過 |