治療内容｜やなぎだ歯科

生活していくうえで、お口はとても重要な役割を担っています。毎日のお食事を摂ること、呼吸をすること、そして会話をすること、そのどれもがお口がなければできないことです。当院では、皆さまのお口の健康を守ることはもちろんですが、天然歯できるだけを残し、少しでも長くご自身の歯で毎日を過ごしていけますように保存することがとても大切だと考えております。

生まれながら持つ歯で快適に、そして健康的で明るい生活を送っていけるよう、できる限りの治療を行います。歯が痛む前に、ご自分の歯に少しでも異常や違和感がありましたら診察を受けることをおすすめいたします。

歯科口腔外科では、歯そのものだけではなく、お口を構成する粘膜、顎関節、筋肉など全体の症状を診ます。当院では親知らずの抜歯のほか、口内炎や粘膜の痛み、口内の腫瘍、嚥下障害、顎関節症への治療にも対応しています。

当院の院長は大学病院・総合病院で7年間、歯科口腔外科医療に従事してまいりました。院内には歯科口腔外科に必要な設備をそろえており、マウスピースによる顎関節症の治療や、舌圧測定、咀嚼能力検査による診断、指導などを行っています。口内炎や口の中の痛み、乾燥には薬の処方が可能です。また臨床検査ラボと提携しているため、細菌検査や病理検査などの初期の検査を受けていただくことができます。

カウンセリングルームを設けていますので、個別にご相談を承ることも可能です。お口に関して気になることがあれば、我慢せず当院へお越しください。

食べ物やタバコ、または加齢などによって白いはずの歯はだんだんと黄ばんでいきます。ホワイトニング（※）では黄ばんでしまった歯に専用の薬剤を用いることで、白くします。会話の際や笑顔を作った際に見える口元を白く美しくするだけで、お顔の印象を変えることができて明るいイメージを与えることができます。

当院は、院内で行う「オフィスホワイトニング（※）」とご自宅にてご自身で行っていただく「ホームホワイトニング（※）」、その両方に対応しておりますので、患者さまのご都合に合わせた方法をお選びいただくことが可能です。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

虫歯の治療などで歯を削ってしまった場合、その患部にはつめ物やかぶせ物を入れる治療方法があります。

しかしながら、金属のものでは患部の場所によってはお口を開けるたびに金属が見えてしまい、人目が気になるという方も少なくありません。また、金属アレルギーを起こしてしまう場合もあります。

そういった方には天然の歯に近い色のセラミック（※）という自然に見えるように仕上げる素材もあります。歯が欠けてしまった方や既に金属のつめ物・かぶせ物が入っていて白く変えたい方などにおすすめです。内容によっては一部保険が適用される場合もございますので、診察の際にお問い合わせください。

※自由診療の場合があります。料金は料金表を確認してください。

乳歯とは違って、永久歯の場合は二度と生え変わりません。そのため、諸事情により天然歯を失ってしまった場合はその機能を補うために人工歯を入れる必要があります。人工歯の種類にはインプラント（※）のほかにも入れ歯や差し歯などがあります。それぞれにメリット・デメリットがありますので、歯の状態やライフスタイルなどを考慮したうえで治療方法を提案します。

インプラントは顎の骨の中に人工歯根を埋め込むことでそれを土台にして、その上から人工の歯を装着するという治療方法になります。歯根を顎の中にしっかりと埋め込むため、入れ歯のようにグラついたいすることがなく安定感があります。また、お手入れも自分の歯と同じように扱え、会話やお食事などもほとんど違和感なく行うことができます。義歯の中でもインプラントは、より天然の歯に近い機能性を持っているといえます。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

当院では、院内をバリアフリーにするなど通院しやすいような環境作りに努めています。しかしながら、病気や障害などの諸事情により通院いただくことが困難な患者さまもいらっしゃると思います。

当院では通院の難しい患者さまにも診療を受けていただきやすいように、北九州市戸畑区の在宅を中心に患者さまのところへお伺いして診療を行う訪問歯科診療の対応を行っております。訪問歯科診療では、診療をはじめ訪問衛生指導や口内ケアなど受けていただけます。ご自宅にいながら診療を受けられますので、歩行や体力面に不安のある方の場合でも気兼ねなくご利用できます。

訪問歯科診療には、ご本人さまだけではなくご家族さまや担当のケアマネージャーとも相談をしながら治療を行っております。

虫歯治療が終わり通院するのを終了してしまうと、ご自身のケアだけでは不十分のため、また虫歯を繰り返してしまう場合があります。当院では治療が終了したあとにも、定期的な検診を継続していただけますようにおすすめしております。

歯科検診では、お口の中の状態をチェックするほか、ブラッシングだけでは取りきれない汚れをクリーニングで落として、口内のケアをします。歯科検診を受けることによって、お口の中のメンテナンスができて健康的な歯で過ごせるだけではなく、万が一歯周病や虫歯が見つかったとしても早期の発見に繋がります。その結果、治療期間も短くなりますので、患者さまへの負担も軽減できます。

お子さまからご年配の方まで地域の方々の口内全般の管理を任せて預けていただけるホームドクターとなれるよう、力を注いで参ります。不安なことや気になる点がございましたら、ぜひご相談ください。

親知らずは永久歯の中でも最後に生えてくる歯です。しかし、生えるスペースが足りなければ斜めに生えたり、顎骨の中に埋まったままになったりするケースがあり、場合によってはさまざまなトラブルを引き起こす可能性があります。

ほかの歯へ悪影響を及ぼす親知らずであれば、抜歯が必要です。当院の院長は歯科口腔外科の分野において研さんを積んできており、親知らずの抜歯も得意としています。抜歯は誰でも怖いと思いますが、どのように抜くのか分からないことが怖さの原因ではないでしょうか。そのため、レントゲンの画像を診療台のモニターに映しながら、どのように抜くかをできる限り詳しく説明するようにしています。

抜歯に要する時間は約15～25分です。診療台に座っている時間はトータルで30分くらいとお考えください。もちろん痛みにも配慮して、麻酔をしっかり行います。

診査・診断の上、体調に問題のない状態で処置を行うようにしているため、診察当日の抜歯は基本的に承っていません。また、治療後の腫れ・痛みのリスクを考慮して複数本を一度に抜歯することも行っていませんので、ご了承いただければ幸いです。