えんなみ歯科

歯周病に特に力を入れています。歯周病は生活習慣病であるにも関わらず、症状に気づいていない人も多いのが現状です。歯周病の進行に気づかず放っておけば、歯を失ってしまう可能性もあるので、特に力を入れて学んでいます。

また、私は糖尿病になってしまう患者さまをなくしたい、という思いがあります。歯周病と糖尿病には因果関係があるため、歯周病を未然に防ぎたいと考えております。

勤めていた歯科医院からから独立し、この医院を開院したタイミングです。以前、医療法人の分院長として勤務していた際は、患者さまがどんな理由で勤務していた歯科医院を選んでお越しになっているのか、よく分かりませんでした。医院自体のブランドに魅力があるのか、自分の赴任前に患者さまを担当されていた先生の腕が良かったのか、それともその時の自分自身への評価なのか分かりませんでした。

それを明らかにして、本当に自分がやりたいことを実現できる環境をつくりたかったというのが、この歯科医院を開院しようと思った理由でもありますし、そこが私の人生のターニングポイントだったような気がします。

なるべく痛みを抑えるということをモットーにしています。特にお子さまの患者さまに対しては、「治療の痛みで緊張させない」ということに配慮しながら日々診療しています。

患者さまのお話を、注意深くよく聞くことによって緊張をほぐし、リラックスさせ、笑顔にすることで治療の痛みを和らげるということを第一に考えています。患者さまを笑顔にするには、まず私たちがいつも笑顔でいなければならないと考えています。

患者さまと私たち歯科医師は、Win-Winの関係でなければならないと思うので、そのためにお互いが気持ちよく会話できる環境づくりは必要だと思っています。

「先生が来る」ということだけで緊張して治療を嫌がってしまうお子さまもいるので、まずは歯科衛生士と会話をして、お子さまの緊張を和らげてから治療に進む、ということは心がけています。

あとは、お子さまが興味を持ってくれるよう「フッ素は味があるし、美味しいよ」といった言葉がけを行ったりしつつ、できるだけリラックスしてもらえるように努めています。また、ハロウィーンやクリスマスなど、季節のイベントに合わせて院内をデコレーションして、お子さまはもちろん、皆さまが楽しめるような院内にしています。

当院では特にユニフォームに制限を設けることはなく、スタッフが着たい色のユニフォームを選ぶということを第一に考えています。 自分が似合う形や、自分が好きな色を選んでもらっています。

治療をするブースのパーテーションを、さまざまな色に変えています。そして、その色ごとにチェアの色を統一しています。ブースの番号の色も変えたりもしています。

また、壁一面がガラス張りになっているところも、もう一つのこだわりです。個人的にガラス張りが好きだということもありますが、外から陽が差し込んで、診療室が明るくなると考えたからです。暗いイメージを持たれがちな歯科医院ですが、患者さまに開放的なイメージを想起していただけるようにこだわりました。

最近ですと、週に1回ミーティングを、スタッフ一同で開催するようにしました。患者さまが多く院内が忙しい時は、スタッフ一人ひとりの視野が狭くなって、間違いが増えてしまう可能性が多くなります。それを見直し、正す場としてミーティングを設定しました。

あとは、そのミーティング自体をランチを挟みつつ行ったり、スタッフの誕生日を祝う場にしたりしています。 ミーティングで硬くなりがちな空気も、ランチやイベントで和やかになり、スタッフの仕事に対する考えも共有できるので、ミーティングはこれからも続けていきます。

スタッフには「やりたいことをやらせる」ことで、モチベーションの維持や意識の向上をはかっています。例えば、滅菌に興味があるスタッフがいると、滅菌の勉強をすすめます。スタッフがやりたいことや、興味があることに耳を傾け、そのモチベーションに対してどんどん刺激を与えることで、スタッフの成長を促しています。その課題が終わっても、また違う課題が出てくると思うので、その波を見逃さないことがポイントです。

お子さまが多いということが、第一に挙げられます。一方でご年配の方も多いので、何となく都会の喧騒から離れた落ち着きやのんびり感があるところが、この町の良い特徴だと思っています。仕事に追われている方が多いという訳ではなく、時間的にゆとりのある方が多く住んでいるという印象です。

実際のところ休日があまりないので、リラックスするタイミングもそうあるものではないのですが、家に帰って一人でお風呂入っている時はやはりリラックスできます。あとは、愛犬のエリーと戯れている時や、散歩をしている時です。先日も駐車場で一緒にダッシュしていました。