高倉町 歯科クリニック 北八王子・豊田

歯科口腔外科だけでなく、インプラントと麻酔も学んでいます。大学病院で学んだことを活かして、より良い治療を提供していきたいと思っています。そのためにも、学び続けていかないといきたいです。
時代に取り残されていかないように、いろんな病気の患者さまに対応できる、そんな歯科医師になれるようにこれからも学び続けていきたいと思っております。

遠方からでも医院に来てくださる患者さまがいるということですね。診療を進めるなかで顕微鏡を使って確認したところ癌だった患者さまがいました。最終的には、手術や抗がん剤で治療を終えることができたのですが、口の中でも悪い癌を見ることもあるので、やはりしっかり勉強しないといけないと実感しました。こういう症例はよくあるわけではないのかもしれないですが、頭の隅にいれて診療していかないと見落すケースもあるかもしれないと気をつけながら治療をしています。

口腔癌の治療をしていて、ある患者さまに「手術はしたくない」と言われました。「やらないなら、やらないでいいが、抗がん剤治療や放射線治療もありますよ」と伝えると、「それもしなくていい」と言われました。「健康食品だけ食べて余生を全うしたい」と答えられました。
その半年後にその患者さまは亡くなられたのですが、この件で「医療者は医療を提案、提供するだけで、治療内容など最後決めるのは患者さまなのだ」と、あらためて実感しました。
価値観は多様化していて、歯科医師にできることは多様な選択肢を提示することで、最後は患者さまの判断がすべてだと思いました。この件で価値観が大きく変わりましたので、まさに人生のターニングポイントといえますね。

歯を失った方に向けて行うインプラント治療です。ただ、患者さまにインプラントだけを推奨するというのでなく、あくまでも、選択肢の一つとして提案させていただくということです。そのほかにもブリッジといった提案があります。どの治療を選択されるかは、患者さまです。
私がすることは今後も選択肢として増やしていけるように学び続け、メリット、デメリットを患者さまに理解してもらえるように説明することです。

特に年齢層では差を感じていません。お子さまやお年寄りの方もこれらますし、ビジネスマンの方もいらっしゃいます。先程もお伝えしましたが、遠方から来られている方もいらっしゃいますので、私や当院のスタッフを頼りにしてくれているのだと思います。
いろいろな方が来られ、一般的な虫歯で来られる方もいらっしゃいますが、さまざまな症状で来られます。頼りにしてくれている患者さまのためにも要望に応えられる歯科医院としていたいです。

やはり、患者さまの要望はさまざまありますので、その要望について理解を示し、いろいろ説明をしたうえで、選択肢を複数あげてくれる歯科医院を選ぶのがいいと思います。
歯科医院側としては、自分たちのところではできない治療を選択肢としてあげないところもいらっしゃるかもしれません。しかし、自分の医院ではできないけど、こういう治療方法もありますよと正直に言ってくれる歯科医師がいいです。

まずは、がんばりすぎないことだと思います。もちろん、1日3回磨けているのはいいことではありますが、お子さまは感情の起伏が激しく、機嫌がいいときもあれば悪いときもあるので、どんなときでも磨くというのは難しいですよね。
そのため、歯を磨く回数が減ってしまうのもたまにはいいかもしれませんが、甘いものの食べすぎといったお子さまの歯に負担がかかるような食生活が習慣化しないように気を付けることが大切です。メリハリをつけることが、お子さまもお母さまもお互いにストレスにならないと思います。そして、忙しくて大変だとは思いますが、フッ素塗布をおこない虫歯にならないよう予防することは、お子さまのお口の健康を守る方法として重要です。

ガイデッドサージェリーという、CTで得られた情報をもとにコンピュータシミュレーション上で「この位置にインプラントを入れた方が良い」というのを前もってシミュレーションし、そのとおりに顎に入れることができる技術ですね。
ほとんどの歯が良くなかった人の歯をすべて抜いて、帰るときにはすべての歯を入れて帰った患者さまがいましたが、このようなことができるようになったのも、すべてコンピュータでガイドをしながら入れられる技術が発展したからです。当院は、そのような技術が提供できるようになっておりますので、興味のある方はぜひご相談くださいませ。