めまい、肩こり、腰痛、不眠症、睡眠時無呼吸症候群など、病院に通ってもなかなか治らず、悩みの種となっている症状は数多くあります。このような症状は、ストレスや生活習慣など原因はたくさんありますが、通常の治療で良くならない場合は、噛み合わせの不具合が引き金になっていることもあります。当院では、噛み合わせを専用のマウスピースで調整することで、長年悩まされてきた症状の改善を目指した治療を行っています。
INDEX
近年、あまり噛まなくなったこと、運動不足などが原因で奥歯の発達が乏しい方が増加している傾向にあります。歯ぎしりや食事などで奥歯がすり減り、奥歯が短くなり、下あごがずれている状態を「低位咬合」と言います。日常生活で、ご自身で自覚することは難しい症状です。この低位咬合で引き起こされる症状が、顎関節症です。顎関節症の症状は、顎が痛み、口が開かない、顎を動かすと音が鳴ります。このような症状で、当院を訪れる患者様も多数おられます。
顎関節症や低位咬合により、噛み込みが深くなると仰向けに寝転んだ時、舌の付け根が沈下した状態となり、気道が塞がれ睡眠時無呼吸の原因となる場合があります。また、自律神経にも大きく関係していて、咬合不良により、顎付近の筋肉が常に緊張状態にあると、交感神経と副交感神経がうまく切り替わらなくなり、交感神経が優位になったままになると言われています。交感神経が過緊張を続けると、身体のコリや、三叉神経系の不調の原因となります。また、左右のバランスが異なると腰痛や、手のしびれ、椎間板ヘルニアなどの原因にもなりうるのです。当院では、モアレ写真を撮影して、身体のねじれやバランスの診断も取り入れており、身体の不具合から体全体のトータルバランスを正していくことを目指した治療を行っています。
顎咬合治療には下顎のずれを調整する、マウスピースを用いています。
月に1度の診察を行い、その状況により3ヶ月に1度、半年に1度と間隔をあけ、マウスピースの調整を繰り返していきます。
顎咬合治療をお考えの方は、まずカウンセリングをお受けいただき、モアレ写真を撮影し、その写真を元に体の歪みなどの確認を行います。モアレ写真は、特殊なフィルターを通して撮影するだけなので、放射線などの心配はいりません。その場で詳しい治療プランを立てますので、じっくりと治療をご検討いただけます。治療を開始することを決められましたら、マウスピースの歯型をお採りします。カウンセリング当日でも、ご希望であれば、歯型を採る事もでき、治療を開始することが可能です。
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