こだわり｜倉松歯科医院

当院は極力健康な部分まで削らない、傷つけないかつ過剰治療にならないような治療を基本に行っております。虫歯治療は「削らなくていい虫歯」か「削らないといけない虫歯」かの検査・診断を行います。

「削らなくていい虫歯」には、フッ素を塗布し、その歯面をコーティングしてフッ素を閉じ込める治療、レーザーで虫歯の部分だけを蒸発させる治療などを行います。「削らないといけない虫歯」には、今まで行っているドリル治療です。

歯周病治療では、極力健康な歯茎を傷つけないように治療しています。それには、歯周病菌を殺菌する治療や、レーザー治療があります。基本的には超音波で歯石を取ったり、歯周ポケット内の歯茎を専用器具で除去したりする方法が採られています。

たとえ治療器具をしっかり滅菌しても、院内で使用する水に細菌があっては台なしです。実は、診療台の配管を長期間通る間に、台所の流しのように細菌が増殖してヌルヌルした状態になり、その表面の細菌が流れ出てしまうことがあります。当院では、そういった細菌を含んだ水を流さないように、次亜塩素酸殺菌水を流すシステムを2008年から取り入れております。

治療器具の滅菌は、金属器具や歯面研磨のラバーカップなどのゴム、プラスチック器具など、材質別にオートクレーブ滅菌や熱に強い器具はガス滅菌を行い、すべての器具は滅菌パックに保管し、治療前に診療台で患者さまの目の前で開封しています。また、歯周病メンテナンスで毎月1回お越しいただいている方で希望の方には、 ご自身専用の歯面研磨キットを院内で保管し、毎回それを使用いただいております。