歯周病は自覚症状がないため、歯科の中ではなかなか気づかれることの少ない病気のひとつです。やっと気づいたときには、歯がぐらぐらし抜けかけているようなひどい状態になっていて、あわてて歯科医院に駆け込んでこられる方を何人も見てまいりました。手のうちようがなく、泣く泣く入れ歯にされる方もいらっしゃいます。「今まで噛めた硬いものが噛めなくなって残念だ」とおっしゃる患者様もおられました。患者様の普段のケアだけでは、気づかれない部分が大きい歯周病に関する認識を高めるべく、当院では尽力しております。歯周病は、生活習慣病の一種といわれることもあるほど、生活環境と密接に関係がある病気です。最近では、10代、20代の若年層であっても歯周病にかかる患者様が増加しつつあります。放置したままお口の中が手のうちようのない状態になる前に、初期の段階で患者様に自ら気づいていただくことが大事です。当院から定期的かつ進んでお声がけして説明し、ご提案することを心がけることで患者様のご理解をいただき、患者様のお口を健康に保つための様々な取り組みを重ねております。
当院では、予防歯科に力を入れることで、患者様の歯の健康を保つお手伝いをしたいと考えています。一度治療して改善しても、それ以降来院が途切れて、数年後にまた歯がボロボロになった状態で通院を始められる患者様はいらっしゃいます。それでは歯科医院の意味がありません。一度治療した方は、大きな治療を受けるのが今回で最後になるよう、歯を健康に保つ重要性を理解していただきたいと考えています。初診の方はもちろん治療を受けていただくことになりますが、既存の患者様がまた治療しなければならないような、負の連鎖のような治療はしたくないと考えています。治療を終えられた患者様にも定期検診に通っていただくことで、治療のパーセンテージが下げられる歯科医院を目指しております。
歯を失ったあとに長い間放置されていたりすると、開いている部分に噛み合わさる歯が伸びてきたり降りてきたります。すると、平面でなければならない噛み合せがガタガタとずれてしまい、あるべきかたちではないために変な力がかかることになります。
また、左右のどちらかの歯がなくなったために反対側の歯でばかり噛むことになり、顔の片方だけの筋肉が発達してしまうことで、顔の形が変形したり、顎の関節が痛むといった症状も確認されています。
加えて、歯の磨き残しが多くなることで歯周病や虫歯の発症率が高まったり、一部の歯への負担から生じる顎関節症などのリスクを招くのです。
当院は、開業した場所柄もあり、小さなお子様がおいでのファミリー層の患者様のために、お子様専用のユニットや診療室を設けています。お子様が恐怖を感じることなく、痛みもなく、落ち着いて治療を受けていただけるよう、ぬいぐるみを横においたり、寝転ぶとアニメ画面が目に入るユニットをご用意して、お子様が痛みに集中することなく治療を終えられるような工夫を重ねております。お子様が泣かずに治療できれば、つれてこられるお母様方の負担も軽くすることにつながります。親子で歯科医院に対する苦手意識を取り去っていただくことで、将来のお子様の歯の健康を維持することにもつながると考えております。また、院内はバリアフリーとなっており、ベビーカーのままでも来院可能です。小さなお子様づれのお母様でも気兼ねなくおいでください。
・※当院は仮予約のため、医院の空き状況を必ずしも表すものではございません。
ご希望日を調整させていただく場合もございますので予めご了承ください。
急患の患者様はお電話をいただいたほうがスムーズにご予約いただけます。
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