予防歯科で大事なのはプラークコントロールと食生活の指導
予防歯科において特に大事なのは、プラークコントロールと食生活指導の2つです。プラークコントロールとは、歯に付着したプラーク(歯垢)を減らすことで、虫歯や歯周病の原因となるプラークができる限りつかないよう、正しいブラッシング方法をお教えしています。また、食生活の指導としては、間食の摂り方やお茶の飲み方、例えばコーヒーはいつ飲むのか、お砂糖は入れるのかなど、まずは患者様が日ごろどういった生活習慣をお持ちなのかを伺います。お子様の場合であれば、哺乳瓶の中に甘い飲み物を入れてないかどうかといったことや、親御様から虫歯がうつってしまうこともありますので、お父様、お母様が歯をきれいにしておく必要がある、といったアドバイスをさせていただくなど、どういった点を改善すれば虫歯になりにくいのか、患者様の現状をきちんとお伺いして、患者様に合わせたきめ細かい指導をすることを大切にしています。
当院では、予防歯科におけるメンテナンスは主に歯科衛生士が担当しています。歯科衛生士が担当しています。衛生士がなるべく患者様と長いお付き合いをさせていただき、良好な人間関係を築いた上で、患者様の日ごろの生活習慣についてもくわしく把握して、患者様ごとにどういった点に気をつけていただく必要があるのか、理解するように努めています。
ブラッシング指導では、染め出し液を用いた指導を行っています。染め出し液を使えば、どこに汚れが付いているか、患者様が目で見て分かりますので、自分のブラッシングで磨き足りない点を把握できます。また、ブラッシング指導を行うたびに写真で記録を残し、前と比べて改善されたかどうかを比較することもあります。患者様ご自身では、ブラッシングが良くなったかどうかは把握しにくいので、実際に目で見て変化がわかりやすいようにしています。もちろん、染め出し液で歯が赤くなるのが嫌という患者様には使わずに指導を行いますので、遠慮なくお申し出下さい。
当院では、患者様ごとに担当の歯科衛生士を決めています。当院のポリシーである、患者様との長いお付き合いを考えたとき、医師だけでなく、歯科衛生士もいつも同じスタッフが担当することで、患者様がよりリラックスして治療を受けていただけると考え、毎回同じ歯科衛生士が、責任を持って患者様の治療をサポートさせていただきます。治療中のみならず、事後の定期検診等も同じ歯科衛生士が担当いたしますので、その時々の患者様のご都合に合わせた丁寧なサポートを心掛けています。
患者様がご家族で通っていただいている場合は、家族単位で同じ歯科衛生士が担当いたします。そうすることで、ご家族の話もでき、例えば家族の中に治療に来られていない方がいれば一声かけてもらうといったこともできます。歯が痛くなってからの来院では、削ったりといった外科治療が必要になりますが、痛くないときに、定期的に来ていただければ、メンテナンスのみですみますし、患者様の歯の病気を未然に防ぐことにもつながります。
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