予防歯科と一口に言っても、大人と子どもでブラッシング指導の仕方は大きく異なります。まず大人の場合ブリッジやかぶさりものがある場合が多いため、口内の状態に合わせて専用の器具や歯間ブラシの使用をおすすめして使い方を教えることも少なくはありません。手順としては歯全体を赤染めしてからブラッシングしてもらい、磨き残しを指摘して正しい方法を指導します。誤ったブラッシングをしている人は、歯石が溜まっていることが多いため回転ブラシを使用したスケーリングで不要物を取り除いていったり、初期虫歯の拡大を防ぐためにフッ素を塗布したりして口内環境を整えています。お子様の定期検診となるとお母様と協力を仰いで指導をしていくことが多いです。かつては無理やり口を開かせる医院も少なくなかったようですが、当医院では無理強いはせずに落ち着くのを待ちどうしても継続が困難と判断したら次回に延期するようにすることもあります。歯医者に来るときにはお子様は大抵身体がこわばっているので、水を出したり遊ばせたりして緊張の糸をほぐしてあげることが大切です。お子様のブラッシングは大人と違って15分も行う必要はありません。3分程度かければ十分であるため、お母様にもやり方を指導して覚えてもらっています。このように大人と子どもで異なる点もありますが、徹底的な指導をおこなうことが当院の共通方針です。
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