医療法人社団彩花会　とおる歯科あやの矯正歯科

「人のために直結する仕事」に憧れがあり、医療関係の仕事に就こうと思っていました。そう思ったきっかけは、サービス業は患者さまから「ありがとうございます」と言うことが多い職業だからです。

医療もサービス業だと感じており、患者さまから感謝されることが、やりがいのある仕事だと思いました。そうした中で、物作りが好きだったこと、母親が歯科衛生士だったこともあり、歯科医師をめざしました。

「歯科医院に通う」という時点で既に緊張されると思います。過去に怖い思いをしてトラウマを抱えているなど、人それぞれ悩みをお持ちだと思うので、当院ではお声かけをしたり、コミュニケーションをたくさん取ったりすることを意識しています。

そのために、一人ひとりの患者さまの受付時間は最低でも30分取っています。検査と説明やカウンセリングだけで終わることもあるほど、患者さまのお悩みやご要望を知ることが何よりも重要だと思っています。

チェアの前にモニターを用意しているので、そこに治療内容などを説明する動画を流して、目で見てわかりやすい説明を行っています。また、よく例え話をしています。

それは例えば「歯周病は歯石が原因です。その原因である歯石＝細菌の巣を取りのぞくために、あらゆる器具を使って汚れを取ります。」とお話しされると、少し難しいと思います。そのため「お風呂のぬめりを取るとき、スプレーだけでは頑固な汚れは落ちません。ブラシでごしごし根気強く磨けば、ツルツルとしてきれいにぬめりが取れます。」など、想像しやすいようにお話しすることで、ご理解を深めていただいています。

この地域はお子さまが多いため、「予防歯科」を浸透させたいです。「子どもには自分と同じ思いをしてほしくない」と思っている親御さまもいらっしゃるのですが、まだまだ虫歯ができてからお越しになる方も少なくありません。お子さまだけでなく、親子で一緒に「ホームケア」と歯科医院での「定期検診」にお越しいただくことで、虫歯や歯周病の予防をしていただきたいと思っています。

もともと治療内容を絞らずに幅広く学んできたこともあり、「顎関節症」の治療に対応できるようになりました。
顎関節症は、老若男女を問わず悪化している方が増えてきていると感じています。当院ではマウスピースによる治療を提供しておりますので、「顎が開きにくい」「痛みがある」「顎がガクガクする」という方はぜひ当院にご相談ください。

お子さまの治療を行うときは無理に進めることはせず、親御さまの膝の上から始めて、その次は親御さまに近くで見ていただきながらひとりでいすに座ってみるなど、ステップアップできるようにトレーニングしています。虫歯が進行し、痛みがある場合には応急処置を行いますが、できる限りお子さまのペースに合わせた診療スタイルを考えて、無理がないように心がけています。

患者さまがお帰りになるときに履物を出したり、お持ちの荷物を持ったりしています。また、チェアシートはとってもふかふかで座り心地のいいフラットタイプです。小さなお子さまからご年配の方まで、その方のお身体のサイズにフィットするため、とても快適な気分で治療が受けられると思います。

当院は、特に何かを指導しなくても自発的に動くスタッフばかりです。もともと歯科口腔外科や矯正治療のみを専門とした歯科医院で勤めていたスタッフなので、技術や知識がすごくあり、院長の私から教えることはほとんどありません。お子さまともたくさん遊んでくれますし、とても感謝しています。

「親御さま目線」に立って診療することに力を入れています。当院は、お子さま連れの親御さまにご来院いただくことが多く、「子どもが心配で通いにくい」というお声をたくさん伺うからです。そのため、親御さまがリラックスして治療に専念できるように、「何をしてもらったらうれしいかを考えましょう」と常に教育しています。

すごくお子さまが多い町だと思います。マンションがたくさん建ちましたし、これからもっとファミリー層が増えると予想されるので、もっとにぎやかになると思います。