訪問治療には、こちらの道具を使用します
生まれ育った地域で開業して以来年月が経ち、通ってきてくださっていた患者さまの通院がだんだんと難しくなり、最近では、訪問歯科診療として、こちらからうかがって治療することも増えています。在宅、病院、施設など、どこにいらっしゃる患者さまも終末期まで出来る限りお世話する歯科医師でありたいと思っています。
また、訪問先で、嚥下力が落ちたご高齢の方への食事介助についてご家族や介助者への指導を行うことも可能です。ご高齢の方にとってご自分の口で食事を楽しむことが、活力のもとになればと思っています。ご高齢の方が終末期までご自身の口で食事を食べるための食支援は、歯科医師が率先して行える仕事だと考えています。
サンプルをご用意しております
入れ歯は、歯が失われた部分に歯茎と歯がつなぎ合わさったものを入れ、噛み合わせや、見た目を改善するために使います。当院では、5つの歯科技工所を、患者さまの症状に合わせてご紹介いたします。
当院は「歯を抜かない・削らない・神経をとらない」をモットーとしていますので、両脇の歯を削らなければならない可能性の高いブリッジの使用には慎重です。
お年寄りの場合、奥歯を噛み締められるということは、食事ができるだけなく、転倒や認知症の予防にもなる場合があります。嚥下に障がいがあるときは、上顎を厚くすることで、飲み込みやすい入れ歯をつくることも可能です。
画面で確認しながら、治療を行っています
歯周病は初期段階では自覚症状がほとんどないため、多くの方がそれと気づかず過ごしていらっしゃいます。そして少しずつ悪化していき、自覚できるような状態になればすぐに治療しなければならない段階まで進んでしまいます。しかし、その段階での治療となると患者さまにも負担がかかることも多くなるため、当院では歯周病は初期段階での治療、あるいは疾患をしないように予防することを重視しています。歯の着色、薬からの着色を防ぐことも治療として行っています。
患者さまの歯磨き指導を行うと、磨く場所、磨き方、歯ブラシのもち方など、多くの点で修正させていただく可能性があります。歯の表面だけを磨くのではなく、大事なところは歯肉と歯の境目です。歯肉と歯の境目に歯ブラシを当てるようにして歯を磨いてください。また、硬すぎる歯ブラシもおすすめしておりません。やわらかめの歯ブラシを使って、患者さまのお口に合った磨き方を継続できれば、口腔環境を少しでも長く保つことが可能です。これらの処置を日課として習慣づけることで、歯周病になりにくい口腔環境にもなっていきます。
お子さまが無理をしないように、10秒ごとに休憩をはさむなどの工夫をしております
お子さまの成長過程によってお口のなかの環境は異なります。当院へいらっしゃるお子さまのなかには、ダメージのある歯の方もいらっしゃいます。そうした場合は、お子さまだけでなく親御さまにもご助言申し上げることもあります。親御さまも忙しく、お子さまのお口のなかまで気が回らないことはよく分かります。しかし、小児の段階からご家族で協力してきちんとした予防を行うことにより出来る限り健康な歯で過ごすことができるのです。
最初は怖がって治療を受けたがらないお子さまでも、状況に慣れてから治療をすることによって、ほとんどの場合で治療を受けていただけます。また、当院の院長は、障がい児の患者さまに対する治療にも力を入れておりますので、親御さまには気兼ねせずにお子さまとともに来院していただければと思います。小児歯科で大事なことはTell,Show,Doという、説明して、実際に器具などを見せて、そうして治療を行うということが基本になります。お子さまにもしっかりと治療を理解していただくよう取り組みますので、お困りでしたら当院へお越しください。
見た目はもちろん、アレルギー対策や機能面にも注力しております
患者さまによっては、金属アレルギーが気がかりで虫歯治療に取り組めないという場合もございます。そのため、虫歯の被害がある程度の大きさであれば、保険内での治療が可能なレジン充填という虫歯を削った部分に詰め物を入れる治療法を行うなどして、できる限り金属を使用しないような工夫をしています。
2014年からは、小臼歯(4番、5番)に用いる場合のみ、レジンのブロックを機械で削り出して作製する被せ物(CAD/CAM冠)が保険適用となっているため、より多くの患者さまに使っていただけます。
健康な歯を残す治療を行います
基本的に虫歯を削っても痛みはほぼありません。ただし、健康な歯と虫歯の境目を削るときは痛むこともあります。そのため、当院では、できる限り歯を削らないようにしています。もちろん、神経をとったり歯を抜いたりするときには麻酔をしています。歯を削る部分をできる限り少なくするようにして、しっかりと麻酔を行うことで患者さまへの負担を減らすのが痛みを抑える治療です。
当院の患者さまのなかには、治療を受けたあと、予想していたよりも痛みが少なく済んだことで驚かれる方もいらっしゃいます。過去の経験から、歯科治療は痛いものだと感じていらっしゃる患者さまがいらっしゃるかもしれません。しかし、当院のモットーは「歯を抜かない・削らない・神経をとらない」ですので、そういったイメージをお持ちの患者さまにもリラックスして治療に臨んでいただけるよう心がけています。お口のなかに関する悩みや不安に、親身になってお応えいたします。
コロナウィルス感染予防対策について
①5月中は、事前の電話予約が必要でございます。
連絡なしの当日の急な来院はお控えください。
②発熱37度以上の方、体調不良の方の受診は控えてください。予約は平熱と体調が良くなってから電話にて予約をお願い申し上げます。
③受診時に受付にて体温の検温をさせて頂きます。
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