お口の健康作りの要は予防です!年齢を重ねてもご自身の歯で食事を楽しめるように
当院は、お口のトラブルを改善し健康な状態へ導くことが治療であり、治療後の良い状態やトラブルのない状態を維持することが予防であると考えています。
定期的にメンテナンスをしてきた方とそうでない方とでは、年齢を重ねてから残っている歯の本数に大きな差が出ると思います。特に歯周病は自覚症状が乏しい病気で、最悪の場合、歯が抜け落ちてしまうこともあります。さらに、歯が抜けたまま放置すれば思い通りに食事ができなくなり、やがて健康的な生活を送るためのエネルギーを十分に得られなくなってしまうでしょう。
当院の予防歯科では、歯周病のチェックとブラッシング指導は毎回、レントゲン撮影によるお口全体の健康チェックは1、2年に1回行っています。その上で、患者さまの生活環境やお口の現状を踏まえ、一人ひとりに合ったメンテナンスをご提案するようにしています。
「お口の健康作りにとって、予防こそが何よりも大切」という考えに立つ当院の予防歯科を、ぜひご利用ください。
予防歯科へのこだわり
初診で当院の予防歯科へお越しになった方は、1時間の診療枠を取り、まずはじっくりとお話を伺います。その後、レントゲン撮影、光学式う蝕検出装置による虫歯検査、歯周病検査を行います。
ご希望があれば、唾液の質や菌の数、種類をチェックできる唾液検査や細菌検査(※)を行うことも可能です。検査結果をもとに、パンフレットをお見せしながら患者さまに必要な予防方法をご説明しますので、ご希望の方は気兼ねなくお声がけください。
定期検診では、歯周病と虫歯の検査を毎回行います。当院は検査結果をイラスト付きの資料にできる機器を導入しており、磨けていない部分などが記載された資料をお持ち帰りいただけます。ご自宅でゆっくりと確認して、セルフケアにお役立ていただければ幸いです。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
お子さまと大人の方では予防の目的が異なります。お子さまは、虫歯を作らないための管理が主な目的です。そのため、数カ月に1回フッ素を塗布し、健康な永久歯が生えるようにするための土台作りに力を入れています。
大人の方は、虫歯のチェックとともに歯周病のコントロールが重要です。また、ご年配の方の場合は誤嚥性肺炎予防のため、入れ歯の洗浄や残っている歯のクリーニングを中心に行っています。
トラブルが起きてから歯科医院へお越しになる方と、トラブルを防ぐために定期的なメンテナンスを受けてきた方では、年齢を重ねてからのお口の健康状態に大きな差が出ると思います。そのため、3カ月から4カ月に1回程度のペースで定期的な歯科検診を受け、いつまでも健康な状態をキープしましょう。
「歯科医院はトラブルの治療をするための場所」とお考えの方も少なくないと思います。
しかし、歯は繰り返しの治療に弱く、何回か治療を受けることでかえってグラついたり、虫歯や歯周病にかかったりするリスクが高まる恐れがあります。そうなる前に予防に取り組んで、歯がダメージを受ける機会を減らすことができれば、ご自身の歯を長く残すことにつながるでしょう。
当院のメンテナンスは、歯と歯の間など歯ブラシでは届かない場所のクリーニングとブラッシング指導を並行して行います。セルフケアについては、担当の歯科衛生士が皆さまのお話を伺った上で、フッ素の取り入れ方など続けやすい方法をご提案いたします。治療への不安やご不明点も気兼ねなくお話しください。
カウンセリング・お口のチェック
初診の方の場合は1時間ほどお時間をいただき、まずはお話をじっくりと伺います。そして、レントゲン撮影、虫歯や歯周病の有無の確認、口臭や噛み合わせ、歯磨きの状態をチェックし、現在のお口の状況を把握していただきます。普段通りに歯磨きをしてからお越しください。
唾液検査
初診時に唾液検査を受けていただき、唾液の量や唾液に含まれる成分、菌の数などを確認することで、よりお口に合わせた予防ケアの計画を立てることができます。5分間ガムを噛んで唾液とともに吐き出していただき、虫歯や歯周病のリスクを評価します。
検査結果のお知らせ
検査結果をグラフやチャートにまとめてお渡しします。お持ち帰りいただけますので、ご自宅でゆっくりと確認して、セルフケアにご活用ください。検査は2年に1回をご案内しておりますが、リスクの高い方はお口の状況が変化するたびに受けられると良いでしょう。
お口のお掃除
お口の状況に応じて、定期的な歯科検診にお越しいただきます。その際は、クリーニングやスケーリングなどで、セルフケアだけでは落とし切れないお口の汚れを取り除いていきます。
必要に応じて、担当の歯科衛生士が患者さまに合った歯ブラシの選び方や、歯磨きの方法をアドバイスいたします。
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