コミュニケーションとビフォーアフター画像で予防に対するモチベーションを維持します。
健康な口腔内を保つための近道、それは「日々の予防」に尽きます。そこで当院では、ブラッシングを始めとした各種指導や治療全般を幅広く行っています。
特に重視しているのは「患者さまとのコミュニケーション」です。予防に対するモチベーションや、治療への意欲をいかに保てるかは、患者さまと担当歯科医師とのコミュニケーションのあり方にかかっていると考えます。もちろん患者さまへの接し方は一律にはできません。患者さまの意向に沿ったご提案をしつつ、その人にあった説明の仕方や指導方法を見極める「オーダーメイド」な対応を心がけています。
当院では虫歯予防・歯周病予防に対するモチベーション維持のため、術前・術後の口腔内の写真やレントゲンを患者さまに比較・ご覧いただくようにしています。そうすると、口腔内のビフォーアフターを視覚的に捉えていただけるので、患者さまの予防歯科に対する意識の向上に繋がります。
予防歯科の特徴
定期検診について
お子さまの虫歯予防にも！定期検診やフッ素塗布をおすすめします。
定期検診では歯茎や歯周の健康状態・虫歯の有無など、レントゲンを利用しながら綿密な検査を実施します。定期検診のペースは、健康な方であれば半年に1回、口腔内になんらかの不安がある場合は3ヶ月に1回程度がおすすめです。具体的な頻度は患者さまの状態に応じて提案いたします。定期検診は、口腔内の健康を保つための手段として大変有効なので、ぜひご活用ください。
当院ではフッ素塗布にも対応しています。フッ素には、虫歯の原因である酸の発生を抑制する作用があり、虫歯予防に繋がります。昨今の欧米では、虫歯予防の主流としてフッ素塗布が広く行われています。早ければ、ご来院頂いたその日のうちにフッ素塗布が可能です。施術に年齢制限はありませんので、お子さまの虫歯予防について気になっている保護者さまもご遠慮無くお問い合わせください。
またブラッシング指導やフロスの使い方などもレクチャーさせていただきますので、身体のメンテナンスの一環として気兼ねなくお越しくださいませ。
治療の流れ
1
カウンセリング
まずは患者さまのお悩みや要望をヒアリングし、検査をして口腔内の状態を把握します。15分ほど要します。
2
歯石のクリーニング
歯石が多いようであればクリーニングを実施します。スピードではなく「ゆっくり丁寧なクリーニング」を心がけてじっくり行います。
3
※フッ素塗布を希望された方
口腔内をクリーンにできたらいよいよフッ素塗布です。スムーズに進めば、最初のカウンセリングからフッ素塗布まで一回の来院で終了できます。
よくあるご質問
- 歯の健康を保つために、どの程度の期間（間隔）で定期検診を行うのがよいですか？
- 基本的には半年に1回程度がおすすめです。
ただし歯周病があるなど、患者さまの口腔内の状態によっては3ヶ月に1回程度の定期検診を提案しています。
- 定期検診の内容を教えてください。
- 歯科一般の範囲で、歯茎・歯周・歯の検査を行います。その際レントゲン検査も行い、ささいな異変も見逃さないようにしています。
- 定期検診に来院される患者さんの割合は全体のどれぐらいですか？
- 大変多くいらっしゃいます。全体のうち3割～4割の方が定期検診のために来院されています。
- 予防歯科を啓蒙するための工夫や実施していることありましたら教えてください。
- あくまで患者さま個人に対する啓蒙を大切にしています。患者さまの意向が第一です。
- クリーニングは保険内で治療できますか？保険内診療と自由診療の違い、自由診療の場合およその費用を教えてください。
- 基本的には保険内で診療しています。
- 定期検診の所要時間はどれぐらいですか？
- 検診だけであれば15分程度で終わりますが、その後に治療が必要となる可能性を考慮して、トータルで1時間程度を想定しています。
- PMTCを取り入れていますか？
- 取り入れています。
- クリーニング1回にかかる時間はどのくらいですか？
- 1回のクリーニングで30分～40分ほどかけています。時間はかかりますが、当院ではあくまでもスピードより丁寧な施術を重視しています。
- クリーニングで気を付けていること、工夫している点などありましたら教えてください。
- 患者さまの口腔内を「スッキリ綺麗に」することです。そのためにも時間をかけてじっくりと対応しています。
- クリーニングだけをお願いすることは可能ですか？
- クリーニングのみは行っていません。
レントゲンは任意ですが、検査は必要不可欠となっています。歯科医師として、患者さまの口腔内の状況把握は欠かせません。
