治療内容｜まえだ歯科医院

歯周病は、日本人の成人の約8割が罹っていると言われている生活習慣病です。突然症状が現れるわけではなく徐々に進行し、人目につく症状ではないので、かかっていることに気づいていない方が大半だと言われていますが、放っておくと次第に症状は進行し、最悪歯が抜け落ちてしまう事もあります。そのようなことを防ぐためにも、定期的なメンテナンスを受けることがとても重要です。

日本人が70歳になった時に残っている自分の歯の本数の平均（平均残存歯数）は、およそ8本と言われています。この数字を見て、あなたはどう感じますか？
実は、日本の歯科医療技術は日々進歩しているのに、日本人のお口の中に対する意識（デンタルIQ）は世界的に見て低いと言われています。
ほかの国の70歳の平均残存指数は、イギリスで15本、アメリカで17本、スウェーデンでは20本と、高齢であるにも関わらず、自分の歯がほとんど残っているのが当たり前になっているのです。
この大きな差を生んでいるのは、予防診療に対する意識の差です。
アメリカやスウェーデンでは、たとえ虫歯の治療であっても保険が適用されません。虫歯になってしまうと、治療に毎回高額な治療費がかかってしまうのです。しかし、虫歯は日々のケアによって防ぐことができる生活習慣病です。家庭でのケアにおいても、歯磨き以外にデンタルリンスやデンタルフロスなどを日常的に使い、定期的に歯科医院でのクリーニングを受けることで虫歯や歯周病を防ぐのが習慣化しています。
日本では、虫歯や歯周病などの生活習慣病に対しても保険が適用されるので、虫歯の治療に何度通っても、高い治療費はかかりません。家庭でのケアも、歯磨きのみという方が多いのではないでしょうか。しかし、結果的に3ヶ月に1回クリーニングを受ける治療費と、1か所の虫歯を治すための治療費では、後者の方が高くなってしまうのは明らかです。さらに、ちょっとした習慣づけによって、将来の自分の歯が守れるのであれば、治療のために歯科医院に通うのではなく、予防のために通う方がいいと私たちは考え、患者様にもそれをお伝えしています。一生涯にわたって自分の歯で食事を楽しむために、まえだ歯科医院では予防診療をおすすめしています。

もしも歯を失ってしまったら、あなたはどうしますか？
入れ歯を作ることを考えますか？それともブリッジか、インプラント（※）か、はたまた特に不自由がないからそのままにしておきますか？
たとえ1本であったとしても、失った歯をそのままにしておくことは百害あって一利なし、です。お口の中は、すべての歯がそろった状態で力のバランスが均等になっているので、1本歯が無い部分があると、その部分に隣接する歯に多大な負荷がかかります。負荷に耐えられなくなった歯は、傾いたり曲がったりし始め、最終的に歯が抜けてしまいます。この連鎖により、歯を失った部分を補わない限り、口腔内の状態は改善されません。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

ブリッジは、歯を失った部分に隣接している歯を支えにし、そこに橋のように人工の歯をかぶせる治療法です。噛む力は自分の歯の60％ほどまで強化し、見た目も部分入れ歯に比べ天然の歯に近く仕上げることが可能ですが、支えとなる健康な歯を削らなければならないというデメリットがあります。

インプラント（※）は、歯を失ってしまった部分に人工の歯根を埋め込み、その上にセラミック（※）で出来た人工の歯をかぶせる治療法です。歯の根を作製するので、噛み心地や噛む力は自分の歯に近く、見た目も言われなければわからないほど天然の歯に近い仕上がりにすることが可能です。上がりにすることが可能です。入れ歯やブリッジとは違い、外科手術が必要なうえ保険が適用されないので費用が高額になってしまいますが、定期的なメンテナンスを受けていれば半永久的に機能します。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

私たちは、歯科医師の主観のみで治療方法を勧めたりはしません。しっかりと検査をし、口腔内の状況を見極め、患者様との相談をしたうえで治療方法を提案します。治療後もずっと付き合っていくご自身の第二の歯の事ですから、わからないことは納得がいくまでお聞きください。

まえだ歯科医院は、札幌駅西出口から徒歩4分という好アクセスなので、札幌駅にお買い物に来るついでに歯の治療やクリーニングの予定を立てていただくことができます。