コウヤマ歯科医院

お子さまからご年配の患者さままで、快適に治療を受けていただくことを大事にすることです。お越しいただいた患者さまにはお茶やおしぼりをご用意しています。
診療チェアはずり落ちにくいタイプのものを取り入れており、低めで腰掛けていただきやすく、頭の当たる部分には低反発の枕を取り付けています。また、それぞれの診療ユニットは設計が異なっており、患者さまの年齢やお身体の状態に合わせてご案内する診療ユニットを使い分けるようにしています。

歯科医院は木曜日が休診日となっていることが多いのですが、近隣の歯科医院がそろって木曜日を休診日にしてしまうと、木曜日に歯にトラブルの起こった患者さまは困ってしまいます。
そのような場合にもお越しいただけるようにするため、当院は金曜日を休診日にしています。仕事帰りでなければお越しになれない方のために20時まで診療を行うほか、お子さまが親御さまと一緒に来ていただきやすいように土曜日も午後まで診療を行っています。

以前、診療チェアに座った途端に号泣されてしまった患者さまがいらっしゃいました。大人の方が泣いてしまうという事態から、過去の治療でとても怖い経験をされたことが推察されました。その患者さまは当院で少しずつ歯科医院に慣れていただき、今ではほかの患者さまと同じように治療を受けていただけるようになりました。
ほかの歯科医院でお口の悩みを改善することができなかったという方が当院には多くご相談にいらっしゃいます。そのような患者さまの思いになんとかお応えして治療に道をつけていきたいと思っています。

新規開院前に地域にお住まいの方に向けた見学会を開催する歯科医院は珍しくありませんが、当院では随時、見学を受け付けています。小さなお子さまはとくに歯科医院に恐怖心を抱きがちですが、治療を行わず待合室や診療室の雰囲気に触れておくことで、歯科医院に対する心理的な抵抗感を小さくすることができます。
見学に訪れた診療ユニットの色や形の違いに興味を持ったお子さまから「あそこで治療をやりたい」という言葉も聞かれます。院内は歯科医院に特有の匂いが漂わないよう、毎朝換気を行うほか空気清浄機を稼働させるようにしています。見学にお越しいただいて、そのような当院の快適な診療空間を知っていただければと思っています。

当院は「家族で通える歯科医院」をコンセプトにしています。いずれかの治療分野に特化するのではなく、患者さまの診療ニーズに合わせたお口の健康作りの総合プロデュースをこれからも変わらず追求し続けたいと思います。

私が日頃からスタッフに伝えている言葉のなかに「自分がされて嫌なことは人にしない」「良いことは真似しよう」があります。最初は私のスタイルを真似て患者さまへの説明などを行っていたスタッフも、時とともに自分で考え、患者さまに合わせて自ら行動を起こすことができるようになってきたように感じています。

「歯科医院らしくない歯科医院」であることを意識した空間作りを行いました。治療というよりも遊び感覚でお越しになる方も珍しくありません。お茶を飲みに立ち寄るご年配の方も多く、診療時にお友達と一緒にお越しになる方も見られ、地域の皆さまの楽しい憩いの空間になっているようです。
院内は梁の見える高い天井が特徴的な内装になっており、開放感があります。患者さまからいただいた置物などもたくさん飾っています。

父が診療を担当していた患者さまの治療が途絶えてしまうことがないようにすることを何より大事にして医院の継承を行いました。その後はこれまでになかったような治療方法も率先して取り入れるほか、ほかの歯科医院には見られないことにも果敢にチャレンジすることで、診療のバリエーションが増えるようにしてきました。

リラックスして診療を受けられる歯科医院であるかどうかというのはとくに大きなポイントになると思います。歯科医院全体の雰囲気のほか、歯科医師やスタッフの接し方などから、落ち着ける歯科医院を選びたいです。

よく話題に上げるデンタルグッズのひとつに治療用口腔洗浄液があります。
治療用口腔洗浄液はもともと歯磨きを行うことが困難な要介護の方のために作られたもので、うがいをするだけでお口のなかの汚れを取ることができます。取れた汚れを自分の目で見て確認することができるという特徴がある口腔洗浄液です。