山﨑歯科医院

山﨑歯科医院では、患者さまのご都合に合わせて治療回数や予約期間の短縮へ臨機応変に対応しています。このようにしている理由は、患者さまが忙しい毎日の中で少しでも通院しやすくするためです。

お口の病気は細菌によって引き起こされます。そのため、歯科治療をする前には、口内をきれいにクリーニングしてから処置に入るほうが、病気の再発防止につながります。しかし、忙しくてとにかく早く治療をしてほしい方にとっては、不満に思われるのではないでしょうか。そこで、まずは患者さまのご要望や状況を聞き取ってから、負担の少ない治療計画を立案できるように努めています。

また、予約が取りづらいために口内の状態がどんどん悪くなり、いつまでも治療が終えられないのでは、医療を提供している意味がありません。患者さまのお口の環境を早く改善して差し上げたいからこそ、治療の進め方や予約の取り方を工夫しています。

歯科治療による二次感染を防止するために、歯を削るタービンは一本ずつ個別に滅菌しています。高圧蒸気滅菌器によって内部構造に入り込んだ細菌・ウイルスを死滅させることが可能です。そのため、「歯を削ることでさらなる感染を引き起こす」という心配はありません。

また、軽度の虫歯を切削し、口内炎の痛みを軽減できる歯科用レーザーを導入しています。レーザーは矯正治療で歯の表面にブラケットを取り付ける際に、接着剤に光を当てて硬化を促すのにも使用します。じっとしているのが難しい小さなお子さまに治療をする時など、早く工程を進めたい時に活躍します。

院内には万が一の事態に備えて、AEDも設置しています。小さなお子さまやご年配の方も、心置きなく治療をお任せください。

不正咬合の原因は顎の大きさと歯の大きさの不調和で、今のお子さまはお顔が小さい、顎が細い中、一方で歯が大きくなっていると考えています。また、さまざまな悪習癖（指しゃぶり、爪噛み、唇の巻き込み、お口ぽかん、舌癖、口呼吸、頬杖）などにより顎の形の変形も原因になっていると考えています。

歯列矯正は学童期に行うＩ期治療とそれ以降に行うⅡ期治療に分けて行います。
Ｉ期治療では歯を並べる顎の形を整え正常な土台作りを目指します。具体的には顎の拡大装置や小児向けのマウスピース型矯正装置など上下の顎間関係を調整する機能的矯正装置を使用します。それにより正常な発育が促され、口呼吸から鼻呼吸になることで、鼻炎の解消・風邪をひきにくくなる可能性が高くなるなど、健康的で抵抗力のある身体を目指すことができると考えています。

Ⅱ期治療では、Ｉ期治療で形成された正常な顎の上でワイヤー矯正を行い、個々の歯の位置関係を改善します。
中学生以降に治療を開始すると、Ｉ期治療の時期を逸してしまうため2期治療からとなり、変形した顎の上に歯を並べる事になるので永久歯の４本抜歯が必要になるなど、後戻りが起こりやすくなります。この様な観点から学童期に行うＩ期治療は大変重要と考えております。

「入れ歯がお口に合わなくて痛い」というお悩みがある方は多いのではないでしょうか。当院ではそのようなお悩みに対応して、内側に柔らかなシリコンが取り付けられた入れ歯をご用意しています。シリコンがクッションになるため、下顎の骨が出ている方も、物を噛む時に痛みを感じにくいのがメリットです。

また、入れ歯を固定する金属のバネが気になる方には、樹脂を用いて作られたものがおすすめです。歯や歯茎にそっくりな見た目を再現しているため、外から見ても気付かれにくい入れ歯です。軽くてお口にフィットしやすいため、入れ歯を付けていることを忘れてしまうこともあるでしょう。お口元の見た目や付け心地にこだわりたい方は、一度ご検討ください。