入れ歯・義歯の治療内容｜坂東歯科クリニック

当院で提供している入れ歯は、患者さまの口腔内の状態によって提案する入れ歯を変えています。

最初の段階は、患者さまの歯をまだ残せる方への入れ歯の提供です。
この段階の方には入れ歯は作製せず、出来る限り患者さまの歯を残す治療を試みます。
入れ歯と天然歯の場合、天然歯のほうが使い勝手が良く、入れ歯のために削って調整せずに経過を見ながら歯を残せる方法をとっています。

第二段階は、抜ける可能性がでている歯です。
この段階では、歯が抜けた後に口の形が変わってしまう可能性があるため、自費診療ではなく保険適用内での入れ歯を提案させていただいています。
せっかく自費で作った入れ歯も口の形が変わって合わなくなってしまうと、作り直さなければならず、負担となる可能性が高いためです。

第三段階は、歯を残すのが困難なケースです。
この段階の方へは、患者さまの要望に沿った入れ歯作りを行うようにしています。

当院は保険適用内での治療を基本的に推奨していますが、患者さまの要望があればその限りではありません。
やはり従来の入れ歯の場合、バネが見えて見た目の美しさが損なわれることや素材が固くて噛むとずれやすいことなど、様々なデメリットも存在するからです。

このようなデメリットを気にされる方には、自費治療での入れ歯を提案しています。
例えば、厚みのある入れ歯が嫌だという方には、チタン製の入れ歯を推奨しております。

チタン製の入れ歯は軽く、顎に馴染みやすい特徴がある他、薄いのでつけていても違和感が少ないことがメリットです。
また、薄いことから口の中が従来の入れ歯よりも広く感じることができ、舌を動かしやすいこともメリットといえます。
しかし、デメリットとしては高価である点とバネが見えてしまうという点が挙げられます。

見栄えを重視する方であれば、ノンクラスプデンチャー（※）という入れ歯を提案しています。
こちらはバネを透明なものにしていることから、入れていることが目立たないというメリットがあります。
また調整しやすく、不具合があってもバネを交換するのみというメリットがありますが、金属よりも摩耗しやすく変色するデメリットもあります。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。