お子さまの中には、麻酔注射から連想して、歯科医院でも予防接種のような痛みのある処置を受けるというイメージをお持ちの方も多いようです。そこで、入り口に来ただけで泣いてしまっているようなお子さまには、歯科医院にそれ以上悪いイメージを持たせないよう心がけて対応しています。
例えば、きちんと説明してからお口を診せていただくなど、大人の方に対する時と同じようにお子さまに接しています。治療が必要な方には器具を見せて、「これはお口の中を見るための物だよ」などお話ししたり、実際に触ってもらったりし、恐怖心を軽減するよう取り組んでいます。さらにお口をしっかり開ける練習をするなど、心の準備をしていただいてから処置を開始し、「もう少しだよ」と励ましながら進めていきます。
診療室の中まではベビーカーで入れます。実際に患者さまの中には、生後6カ月などの小さなお子さまもいるほどです。お子さまに不安なく処置を受けてもらうべく、親身になって接しますので、どうぞ親子で気兼ねなく一緒にお越しください。
歯に対する意識が高い親御さまが増えたためか、虫歯のお子さまは少なくなりました。一方で、矯正治療の必要な方はまだまだ多いように感じます。そのため当院は、お子さまの成長の力を利用して身体への負担を抑えた処置ができる、小さいうちからの矯正を、ぜひ検討いただきたいと思っています。
例えば、3歳くらいの小さなお子さまなら、装置を使わなくても、癖に気を付けて日常生活を送ることで、お口が正しく発育し、歯並びが整う場合があります。そこで当院では、ポカンと開けた口から呼吸するのではなく鼻呼吸にするトレーニングなど、お口を正しく育成するためのアドバイスをさせていただきます。
もう少し年齢の高いお子さまには、「床矯正(※)」というマウスピース状の装置をお口にはめて顎の発育を促す治療をします。これはネジを回して少しずつ装置を拡大しながら顎を大きくしていく方法で、永久歯の並ぶスペースを作り、歯並びを整えるものです。床矯正ではスペースを作り切れない場合は、ワイヤーによる矯正もできますので、お子さまの歯並びが気になったらご相談ください。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
ひかりさんの口コミ
2021年8月 投稿
EPARKで予約
この口コミは投稿から2年以上が経過しています。