治療内容｜中部矯正歯科クリニック

歯科医療にたずさわっている者が何気なく使っている言葉の中には患者さまにはわかりづらいものが多くあります。診断結果、治療方針、治療内容などを説明する際にはわかりやすい言葉で、時には図など用いて行うようにしています。
治療中も質問がしやすい雰囲気作りに努めています。

永久歯は一度抜いてしまうと二度と生えてきません。そのため、できるだけ大切な永久歯を抜かない矯正方法を模索していきます。その一環として、当院ではワイヤー矯正（※）を中心に提供しています。

ワイヤー矯正は、矯正装置に通すワイヤーの形状を調整することで、歯の高さや角度といった繊細な歯の動きを可能とします。抜歯を伴う治療を避けられるケースもあり、患者さまへの負担を減らせるのがメリットです。

ただし、歯並びが大きく崩れている、顎が小さくて歯を並べるスペースが足りないなど、お口の状態によっては歯を抜く必要性も出てきます。その際は、なぜ抜歯が必要なのかについて具体的に説明して、同意を得た上で治療へと移行します。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

「口を開閉する時にカクカクと音がする」「顎の関節や筋肉が痛む」といった症状がある方は、顎関節症の可能性があります。当院では顎関節症の改善に向けた診療メニューも準備しているので、そのままにせず一度ご相談ください。

特に「関節円板」と呼ばれる、お口を開閉する上で重要な役割を果たす部位に異常があると、顎の関節に悪影響を及ぼすケースが少なくありません。そのため、顎関節症の治療では、関節円板の位置を調整する処置が中心となります。

軽度から中等度の症状であれば、マッサージやマウスピース状の装置を使って改善を図ります。重度であれば、手術を念頭に置いた治療を提案することも可能です。

小児矯正（※）のメリットは、お子さまの成長期を利用して顎の発育をサポートできることです。特に上の顎と下の顎は成長する時期が違うため、それぞれのタイミングに合わせた治療計画を立てる必要があります。

早い段階から矯正治療に取り組めれば、下顎が前に突き出る受け口や出っ歯といった不正咬合を防ぐことにつながります。顎の成長をサポートして大人の歯がきれいに並ぶスペースを作ることで、成長してからも歯並びをきれいに保ちやすくなるでしょう。大人になってから矯正が必要になっても、歯を抜く治療を避けられる場合があります。

矯正治療を開始するタイミングを見極めるためにも、小学校に上がる前後に一度お子さまの歯並びを見せにお越しください。また、将来的に歯並びに悪影響を及ぼす習慣があれば、改善に向けたアドバイスをすることも可能です。

※は自由診療です。料金は料金表を確認してください。