当院は、顎関節症の治療に力を入れています。顎関節症は初期のころには痛みなどは出ませんが、本来であれば力のかからない場所に圧力がかかり続けることで症状が生じるのです。
当院はそういった根本的なところから顎関節症にアプローチするために、歯科用下顎運動測定器を導入しています。これは現在の噛み合わせと、患者さまがリラックスした状態の、噛み合わせの差を数値として測定します。その結果をもとに患者さまの噛み合わせを自然な状態に誘導していくものです。
普段の噛み合わせで余計に力が入っている場合には、リラックスした状態の噛み合わせを再現し、自然な噛み合わせをわかりやすくするために数値化する必要があります。
当院は、筋電気刺激装置を用いることで筋肉を意図的に和らげ、患者さまにとって負担の少ない自然な状態を再現します。顎関節症の治療では骨格や筋肉の動きのバランスを整えることが大切になるので、さまざまな専門器具を用いながら慎重に患者さまの良好な噛み合わせ、筋肉の動きを探していきます。
顎関節症は顎の痛みを発生させるため、口を開ける際に顎に急激な痛みが走る場合には検診を受けてほしいと思います。また、噛み合わせが悪い方も潜在的な顎関節症を患っている可能性があるため、検査していただきたいです。
日常生活で少しでも気になる痛みや顎の違和感などがある場合には、まずは検査を受けてみることから始めていただければと思います。
顎関節症の原因はさまざまであり、歯並びの問題から発症する方や生活習慣から発症する方もいらっしゃいます。また、ストレスから発症することもあるのです。
このようにさまざまな要因がありますが、それぞれのシーンでかかる負担を顎が抱えきれなくなった時に、顎関節症として痛みを伴う症状が発生します。顎関節症を放置すると頭痛なども引き起こし、さらにストレスをためてしまうことにつながるのです。
顎関節症の治療では、専用のマウスピースなどを使って患者さまの咬合を患者さまにとって負担の少ない位置に誘導していきます。マウスピースを用いた誘導は急激な変化ではなく、筋肉や骨格を徐々に正しい位置に慣れさせていくため、患者さまにとっても治療の負担が少なくて済むかと思います。
どういった症状でも粘り強く対応していきますので、まずはご相談くださればと思います。
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