アカデミー歯科クリニック大垣本院

大学での「咬み合わせ」に関する講義がきっかけでした。それを聞いて「咬み合わせを改善することによって新しい治療ができるのではないか？」と思ったことが咬合治療を研究しようと思ったきっかけです。勉強していくうちに、咬み合わせの改善についてやっている人がいないことに気づきました。今ではこの仕事にやりがいを感じてのめり込んでいます。これからさらに勉強していきたいですね。

病院の方針を明確にすることはもちろん、年間計画を綿密に立ててスタッフと連携します。まず始めに私からスタッフに 「病院としてどういうことをやって欲しいか？」ということをわかりやすく提示するんです。その計画に沿って仕事をこなし、 成果を出してくれたスタッフに対しては「サンクスカード」というカードを出して、報酬も上乗せします。私がスタッフによく言うのは「考える習慣をつけて欲しい」ということです。だからスタッフは「患者さまが幸せになるための治療には何が必要か？」と考えていて、さまざまなアイデアを提案してくれるんです。スタッフからもらったアイデアが実際に治療に生かされていくことももちろんありますよ。

楽しいのは患者さまの反応をダイレクトに見られるところですよね。きちんと治療すればするだけ喜んでいただけて、感動や感謝の言葉もいただける。歯科医師とは幸せな仕事だなと思います。むずかしいところは、やはり削ったり、針を刺したり と嫌がられる仕事ですから、決して失敗はできないというところです。そのためにはさまざまな症例について学び、研鑽を続けていかないといけないですよね。今後も患者さまが期待する以上の治療をしたいと思っています。

多くの方が病気に苦しまず、幸せに生きる手助けができるような医療を提供することが目標であり夢ですね。日本の医療制度はまだまだ遅れていますが、これから変化していくと思います。これまでは病気になってからの治療や薬に保険が適用される仕組みでしたが、最近では薬局などで購入した市販の薬も医療費控除の対象になりました。制度が変化していくと、 さらに多くの方々が予防に力を入れるようになっていくと思うので、予防の重要さも引き続き伝えていきたいです。

学生時代からスポーツは好きで、バスケットボール、アメリカンフットボール、長距離走などいろいろやってきました。 少し前まではトライアスロンにのめり込んでチームを作って活動していたこともありました。でも実は最近、自分ではや らないだろうと思っていたゴルフにはまっているんです。ゴルフはスポーツとして楽しむというよりも、人付き合いの延長というか。コースをまわるのは長時間ですから、付き合いでいくゴルフで会った初対面の方でも自然と友達になっちゃうんですね。 終わったあとに食事会をしても話が盛り上がるから楽しいんですよ。まだまだ下手くそですけど、やるからには上手くなりたいので、たくさん本を読んで勉強していますし、素振りや打ちっぱなしに行くなど、練習もしています。のめり込んで練習していたら、122くらいだったスコアが90台になりました。あとは、以前から「ダホーン」という折りたたみの自転車に乗って知らな い街に行き、そこで1杯飲んで電車で帰ってくるということをしているのですが、それも相変わらず好きで時間があると出かけています。仕事とは関係のない気分転換は大切ですよね。