治療内容｜むつみ歯科医院

歯周病は、初期段階では自覚症状がほとんど感じられない病気で「静かなる病気」とも呼ばれています。そのため、気づいたときには重症になっているケースも少なくありません。そうなると歯は抜け落ちたり、食事すらできなくなってしまう場合もあるので、歯周病の予防は早期発見・早期改善が大切となります。
歯周病とは歯を支えている歯槽骨という顎の骨の歯を支えている部分が破壊されて、歯が揺れてきて、最終的に歯を支えきれなくなり抜け落ちる病気です。

歯周病の直接的な原因はプラークです。プラークは虫歯や歯周病の原因となります。プラークを放置すると歯石となってしまいます。歯石はプラークと違って硬く表面がザラザラしているのでさらにプラークが付着しやすくなってしまい、さらに歯石が増加するという悪循環に陥ります。そうなると歯ブラシではとれないので、そうなった際は当院までお越しいただきますと除去をいたします。もちろん早期発見、早期改善も重要なので歯茎が気になり始めたら当院までお気軽にご相談ください。

お口の二大疾患の一つとされる虫歯は、歯質、細菌、食べ物の三つの要素に時間の経過が加わってできると言われています。つまり、これら三つの要素が重なる時間が短ければ虫歯になる可能性が低く、長ければ虫歯ができやすくなるのです。歯質とは歯の強さや唾液の力によって虫歯になりやすいかどうかが左右されます。主な虫歯の原因となる菌はミュータンス菌という菌だと言われています。この菌はプラークをつくり、また歯を溶かす酸をつくります。食べ物は糖質の中でも特に砂糖を含む食べ物や飲み物が虫歯の発生に影響を与えます。

一度虫歯ができて歯に穴が空いてしまうと、残念ながら自然に戻ることは困難になります。虫歯になるリスクを小さくするには上記の虫歯の原因となる3要素の重なり合う時間や面積をできるだけ少なくすることで、虫歯になるリスクを下げることができます。
虫歯の治療には様々な方法がありますので、当院ではそれぞれの治療のメリット・デメリットをしっかりとご説明し、一緒に患者さまに適した治療を行えるよう努めています。歯が痛いかもとお悩みの方はぜひ当院までお越しください。

知覚過敏の症状で特徴的なのは、「キーン」という鋭い痛みであり、さらにその痛みは一過性で、冷たい水や摩擦などの刺激によって誘発されるということです。 また、知覚過敏の場合は高頻度で「楔状欠損」が見られることも特徴の一つです。 何もしていないのにズキズキと歯が痛い場合や、刺激を除去しても痛みが長引く場合は、知覚過敏ではなく虫歯など、他の病気が原因である可能性が高くなります。

知覚過敏の原因は色々ありますが、共通していることは何らかの原因でエナメル質やセメント質が削れ、象牙質が露出しているということです。冷たいものを飲んだり、歯ブラシが当たるとズキッと痛んだりするような場合には知覚過敏が疑われます。しかし、実はこのズキズキは知覚過敏ではなく虫歯が原因だったということも少なくありませんので気になりました場合はぜひ当院までお越しください。

成人の歯の表面はエナメル質と呼ばれる強い層でおおわれています。ところが、乳歯や生えたばかりの永久歯はこのエナメル質が充分にできておらず虫歯になりやすい危険の大きい時期にあるのです。乳歯は永久歯により弱く、特に乳歯の虫歯の進行は非常に早いです。 子どもの歯の治療は、お子さまの年齢や生え変わりの時期、治療への慣れなどによって異なります。

子どもの歯は非常に繊細です。お子さまの虫歯の予防は、実は産まれる前のお母さまのお口の中の環境を整えていくことが重要なほど繊細なものです。しかし小さなお子さまは歯磨きを非常に嫌がります。ご家族の協力がお子さまの虫歯予防にはとても大切です。何より子どもの頃の虫歯は大人になってからも影響を及ぼします。お子さまの虫歯予防や治療にご興味のある方はぜひ当院までご相談ください。

入れ歯やつめ物など歯の欠損箇所を補う治療では、患者さま一人ひとりのご要望に合わせた治療方法をご提案しています。

例えば高齢の男性は、治療時間の短さや費用の低さを重視する傾向があります。女性の患者さまの場合だと、色合いなどの見た目を気にされる方が多いです。当院はそういった患者さまのニーズに合わせて、比較的金額の低い銀歯を使用したり、色合いの白いつめ物・かぶせ物をご用意したりしています。また、つめ物・かぶせ物には、周りの歯との調和が重要です。見た目が気になる方も違和感を覚えることが少ないよう、バランスのとれた仕上がりを目指しています。

当院では、白いつめ物・かぶせ物でもなるべく保険が適用される治療をご提案しています。保険適用に関して気になる点があれば、気兼ねなくご質問ください。