歯を失う主な原因として知られている歯周病を予防することは、将来にわたって健康的なお口を維持していくことにつながります。
歯周病は、欧米ではSilent Disease(沈黙の病気)と呼ばれるほど、初期段階ではなかなか自覚症状が出づらい疾患です。そのため、痛みを自覚した頃にはすでに症状が進行していたというケースも少なくありません。また日本の成人の多くが気付かぬうちに歯周病に罹患していると言われていることから、今や国民病と呼んでも過言ではないでしょう。
症状が悪化してから治療を開始するのでは、患者さまへの負担も大きなものとなってしまいます。そのため、早い段階でトラブルを発見し、治療・予防に努めることが重要です。