治療内容｜原田歯科医院（日本生命旭川4条通ビル1F）

当院は、患者さまとのコミュニケーションを重視しています。どんな治療を行うにしても、基本は医院側と患者さまとの信頼関係の上に成り立つものだと考えています。インフォームドコンセントという言葉を最近よく耳にしますが、治療についてきちんと説明をするのは、医院側の責任だと思っています。

まずは患者さまの今の状態がどうなっているかをきちんと把握し、必要な治療についてお話しします。そして、患者さまから治療についての要望があれば、なるべく沿う形で治療計画を立てています。治療について不安なことや事前に聞いておきたいことなどがあれば、遠慮せずに気兼ねなく聞いてください。院長をはじめスタッフ一同、親身になってお答えします。

お口の中は、すべての歯がある状態でかかる負荷のバランスを取っています。1本でも歯を失ってしまうと、そのバランスが崩れて負荷がかかる部分に偏りが生じます。そうすると、負荷がかかっている部分の歯がまたトラブルを起こし、抜けてしまうということを繰り返し、連鎖的に口腔内の崩壊が始まります。失った歯の機能を補う治療方法はさまざまで、患者さまのニーズやお口の中の状態に合わせて選ぶことができます。

当院は、そのような方のニーズに応えるために、保険であってもしっかりと噛める入れ歯を提供したいと考えています。しっかりと噛める入れ歯は、きちんと型取りをし、微調整を重ねれば保険であっても作製が可能です。また、保険の入れ歯には金属のバネがあり、見た目が気になるという方には金属のバネが無い、自然な見た目の入れ歯（※）もご用意しています。
歯を失ってお困りの方、今使っている入れ歯でお悩みの方はぜひ一度ご相談にいらしてみてください。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

歯を失う原因のほとんどが虫歯か歯周病によるものです。特に歯周病は初期段階では自覚症状がほとんどなく、症状が出始めた頃にはすでにかなり進行してしまっている場合がほとんどです。成人の約80％が歯周病にかかっていると言われていますが、自覚しているもしくは自分が歯周病のどの段階であるかということを把握している人は少ない傾向にあります。

当院では、痛みのある歯だけを治療するのではなく、お口の中全体を捉えた総合的な治療を行っておりますので、基本的に患者さまの主訴に加えて歯周病の治療もさせていただいております。たとえば、虫歯を改善してかぶせ物をしたとしても、土台となる歯ぐきが悪い状態になっているのを放置すればその歯はいずれ抜け落ちてしまうでしょう。入れ歯を作ったとしても、歯ぐきが弱っていると入れ歯が安定せず、痛みが出て使えないでしょう。それだけでなく、歯周病は全身疾患とも深い関わりがあります。糖尿病の方は歯周病になっている場合が多く、歯周病菌が糖尿病を悪化させる場合もあります。その他にも肺炎や骨粗しょう症、低体重児出産などとも関わりがあることが分かっています。
お口の健康と全身の健康を考えれば、歯周病は治療するべき病気だと言えますが、治療するためには歯科医院での定期的なメンテナンスとご自宅でのケアが非常に重要になります。当院では、歯磨き指導をはじめ必要に応じてデンタルフロスや歯間ブラシなどの使い方もお伝えしています。

また、重要なのは虫歯や歯周病にならないための予防です。悪くなってからの治療には時間と費用がかかり、大切な歯を削ったり抜いたりしなければならなくなってしまいます。定期的に歯科医院でクリーニングと検診を受けていれば、万が一虫歯があっても早期発見でき、少ない処置で済みます。せっかく治療が終わっても放置してしまうと、虫歯や歯周病は再発する可能性が非常に高くなります。治療が終わったタイミングこそ健康への第一歩と思い、定期的に受診することをおすすめします。