当院では、歯周病治療において、最初から抜歯はおすすめしていません。なぜなら、歯周病は治療はもちろんですが、どのように付き合うかが大事だと考えているからです。歯は抜け落ちるまで使えます。患者さまには、お口や生活環境を考慮した付き合い方をご提案しています。
例えば、若い患者さまの場合は、歯茎を切開して根治的治療を行ったほうが良いケースが多いですが、ご年配の患者さまの場合は、処置を行っても歯が抜けてしまうことがあります。そのため、治療方法としては腫れや出血を少なくするような保存的治療を採用し、なるべく長く歯を残せるように心がけています。
予防やメンテナンスは、乳歯が生えた時から始められます。成人の方で、まだ予防に取り組んだことがないという方は、できるだけ早期にご相談ください。
年齢が若い方の場合は、お口の管理が大変です。普段は仕事や付き合いがあったりして、なかなか通院できない方も少なくありません。
歯周病治療を根気良く続けていただくために、当院は患者さまと個別に話し合いをします。今の状態がどれだけリスキーであるかを理解していただくのです。今のお口の中の状態をなるべく詳細に理解していただき、なるべく、ゴールが見えるような治療計画を立てます。治療のカギは、歯周病の炎症をコントロールすることです。その仕方は歯の部位によって異なるため、当院が炎症の管理法を指導します。
治療計画はたびたび変更になります。最初の段階で自分のお口の中の状態をしっかり把握しておくと、変更計画を受け入れやすいようです。
ネット予約・空き状況確認 |
||
---|---|---|