こだわり｜なかつか歯科医院

麻酔が必要な治療でもいきなり注射することはありません。歯茎の表面に麻酔を塗って痛みに対する感覚を鈍らせるようにしています。そうすることで注射針が入る瞬間の刺激を軽減できるからです。その後、コンピューター制御で痛みの感じにくい圧力を調整しながら麻酔液を注入できる電動麻酔器で注射いたします。

麻酔液は体温に近い温度に温めることで、注射中の不快感まで軽減していきます。緊張していると痛みに対して敏感になることもあるので、お声がけをしながら不安を軽減する取り組みもしています。

急に歯が痛くなったなど、緊急な症状でもご連絡ください。当院は歯科医師が2名体制で診療ユニットも5台あるので、急患にも対応しやすくなっています。

また、基本的に予約制にしていて歯科衛生士も複数名在籍しているので、お口の健康を守るため、定期的にメンテナンスを受けたという方でも通院しやすくなっています。

診療室の窓からは植物が見えるようになっています。治療やメンテナンスの短い時間でもリラックスしていただきたいと思い、緑の風景と日の光が入りやすい院内空間を演出しました。

また、歯肉を切開しても出血が少なく済む歯科用レーザーの他、肉眼の20倍近く患部を拡大して見ることのできるマイクロスコープ、お口の中を撮影できる口腔内カメラなど、お身体への負担を軽減しながら繊細な治療や検査ができる医療機器も導入しています。

A.誠実に衛生管理に取り組むことで、負い目を感じずに患者さまと接することができるからです。


治療に使用する器具や道具は、高圧高温蒸気を使うオートクレーブとガス滅菌器の2種類の滅菌器を使用して滅菌処理をしています。また、器具の数を揃えることで、使い回しが起こらないようにしています。紙コップやエプロンなど、滅菌処理できないものは使い捨ての道具を使用しています。

さらに、治療中に歯の削りカスや唾液、血液などが飛び散らないように、診療台ごとに空気中のホコリを吸い込む口腔外バキュームも設置しました。衛生管理に対して誠実に取り組んでいるという自負心が、結果的に歯科医師やスタッフのモチベーションにもなっています。

当院では、ていねいな事前説明に取り組み、納得していただいてから治療に進むようにしてきました。また、場合によっては検査やレントゲン撮影を処置の前に挟みます。歯科医師と患者さまとの意見のすれ違いを防ぐためです。費用や期間などのご希望があれば、遠慮なく仰ってください。なるべくそれに添った治療計画を提案します。

また、来院の度に「本日行うこと」や「今後の流れ」をお伝えすることも大切にしています。繰り返しお話しすることで、より一層理解を深めていただけるのではないかと考えています。

セオリー通りの治療が患者さまのご希望と一致するとは限りません。当院では、患者さまの立場になって考え、希望に即した治療を提供することを大事にしています。

例えば、なるべく歯を削ったり、抜歯したりしないこともその一つです。大半の方にとって、歯はできるだけ残したいものだからです。また、痛みを軽減した処置を心がけてきました。麻酔を数種類用意し、痛みに敏感な方や恐怖心がある方にはより効き目の強いタイプを用いるなど、使い分けをしています。それでも痛むようであれば治療を中止し、お薬を出して様子を見ることもあります。

このように患者さまのストレスを減らす工夫をしているので、歯科医院が苦手な方もあまり緊張せずにお越しください。